A.相続分野で高単価受任を実現する最大の鍵は、弁護士による「相続税申告業務」の付加です。遺産総額が大きい富裕層は「法律と税務のワンストップ解決」を求めています。税務を含めた生前対策(囲い込み)や、遺産分割調停と税申告の同時受任により、事件単価を引き上げ、高収益化が可能になります。
■ 高単価案件(富裕層)が求める本当のニーズとは
相続分野において、単なる手続き代行では価格競争に陥り、高収益化は望めません。高単価案件のターゲットとなるのは、非上場株式や収益不動産など複雑な高額資産を抱える「富裕層」です。彼らは多忙であり、弁護士・税理士・司法書士など複数の専門家と個別にやり取りする「膨大な時間と精神的負担」を避けたい傾向にあります。特に遺産分割で揉めている最中に、相続税の申告期限(10ヶ月以内)が迫るプレッシャーは計り知れません。富裕層が真に求めているのは、機密情報を一元管理し、紛争解決と期限内の税務申告を両立させ、法的・税務的に「最も損のない全体最適」を提示してくれる「窓口一本化(ワンストップサービス)」なのです。
■ 弁護士が「相続税申告業務」を付加する絶大なメリット
法律事務所が高単価案件を獲得し、客単価を劇的に引き上げるための具体的な一手は、弁護士自身が「相続税申告業務」をメニューに付加することです。実際に取り組んだ事務所では、事件単価が平均120万円から200万円へと大幅に上昇した成功事例もあります。①富裕層への直接アプローチ
遺産総額が大きいほど税負担も重くなるため、富裕層は相続税対策への意識が極めて高い傾向にあります。税申告に対応することで、億単位の遺産を持つ層など富裕層からの問い合わせが年間10件以上増加した事務所も存在します。
②「法務×税務」による圧倒的な差別化
税理士登録をしている弁護士は全体のわずかであり、市場における希少価値が極めて高く、競合他事務所との強力な差別化(ブランディング)に直結します。
③顧客負担の軽減と高付加価値化
遺産分割調停と税申告を同時受任したり、適正な不動産評価により和解金支払い後に多額の相続税還付を成功させたりと、顧客の金銭的・時間的負担を劇的に軽減し、高い満足度を得られます。
■ 生前からの「囲い込み」と協業体制で最短120日受任へ
さらに安定して高単価案件を獲得するには、相続発生後だけでなく、富裕層が生前から抱える「争族」「納税」リスクの双方に対し、遺言作成や家族信託を含めた法務・税務の両面からアドバイスを行い、早期に顧客関係を構築(囲い込み)することが重要です。
また、必ずしもすべてを自社で抱え込む必要はありません。面談の場で富裕層が抱える税務の疑問に的確に答える基礎知識を備えつつ、実務面では信頼できる連携税理士との「強固な協業体制」を構築することが不可欠です。適切な商品設計(料金表や面談マニュアル作成)とWEBマーケティングを行えば、最短「120日間」で税申告案件の受任体制を整え、法律事務所の高収益化サイクルを力強く回し始めることが可能です。



