A.バックオフィス支援で顧問単価を上げるには、現在の経理業務の改善提案を行うことが必要となります。
経理改善を行うことで、スポット業務として50万円〜100万の単価アップが実現できます。
さらに、経理改善を行うことで効率的な業務フローで代行業務を受けることも可能になります。
1. なぜ「経理改善」が単価アップの鍵なのか
多くの中小企業のバックオフィスは、紙の伝票、手入力のExcel、属人化したフローという「非効率の塊」です。
クライアントは「面倒な作業」を外注したいと考えていますが、その作業自体が非効率なままでは、受ける側(支援者)の工数も増え、利益率が上がりません。ここで、「業務フローそのものを再構築(DX化)する」というコンサルティングを提供します。
スポット収益の確保
システム導入、フロー構築、マニュアル作成という「初期構築」に対して、50万円〜100万円のプロジェクト費用を請求できます。
高付加価値化
「作業」ではなく「仕組み」を売ることで、専門家としてのポジションを確立できます。
2. 経理改善を行うための3ステップ
このプロジェクトを成功させるには、以下のフェーズを体系化して提案することが重要です。
① 現状把握とボトルネックの特定
まずは、現状の領収書の回収方法から振込、記帳、試算表作成までのリードタイムを可視化します。「なぜ試算表が2ヶ月遅れるのか」という原因を突き止めるだけで、経営者にとっては大きな価値があります。
② クラウドツールの選定と導線設計
マネーフォワードやfreeeなどのクラウド会計を軸に、経費精算、請求書管理、勤怠管理などの周辺SaaSを連携させます。
証憑のデジタル化
OCR機能を活用し、入力作業をゼロに近づける設計。
- 銀行API連携
- 通帳記帳と消込作業の自動化。
③ 運用定着とマニュアル化
システムを入れて終わりではなく、現場の従業員が使えるように伴走します。ここでの「操作指導」や「運用ルールの策定」こそが、高いコンサルティング費用の源泉となります。
3. 効率的な業務フローがもたらす「継続的な高収益」
経理改善(DX化)が完了すると、支援者側にはさらに大きなメリットが生まれます。それが、「低工数・高単価な代行業務」の実現です。
労働生産性の劇的な向上
従来の紙ベースの代行業務で10時間かかっていた作業が、DX化されたフローでは自動連係により2〜3時間で終わるようになります。しかし、提供する価値(正確な月次決算や迅速な経営判断データ)は向上しているため、顧問料を下げる必要はありません。
リアルタイム経営の実現
業務が効率化されると、月次決算の早期化が可能になります。
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従来
翌々月に試算表が出る(過去の確認)
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改善後
翌月5日に数字が確定する(未来の意思決定)
このように、経営者の意思決定に直結する「管理会計」の領域へ踏み込むことで、月額顧問料をさらに数万円〜十数万円アップさせる交渉材料になります。



