こんにちは。
社労士コンサルティンググループの芝原と申します。
「デジタルシフトはすべての道に通ずる。
なぜならば、時流という最強の武器を身につけた手段であるからです。」
このメッセージは、先日の弊社主催、研究会全国大会 2日目メイン講座
「はじめよう!デジタルシフト ~デジタルシフトを大チャンスに変えた新時代経営~」
にて講師と務めた弊社取締役 執行役員 真貝が
全国からお集まりいただいた中小企業経営者様に向けて発した言葉です。
(研究会全国大会に関してはこちら⇒https://lp.funaisoken.co.jp/keieisenryaku/)
さて、皆様はV字回復中のシャープを取材したガイアの夜明けを視聴されましたか?
(詳しくはこちら⇒http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20180828.html)
自動調理鍋の開発部門担当者のインタビューの回答が強烈でした。
「ずっと白物家電をやっていてハード商品を売ってきている。
今もそれがメインであることに変わりはないが、そこだけで収益ブランドを
上げていくのは限界が来た。なぜならば、ハード(製品)売りだけじゃなくて
サービスを表裏一体でやっていく時代が今来ているから」
シャープは、モノを作って売る、いわゆるハード中心の売り切り型ビジネスを
展開してきましたが、モノが溢れ、差別化が難しくなるなかで、今、
サービス中心の新規事業に注力されております。
その武器となるのが、「AIoT」です。
人工知能「AI」と、製品がインターネットにつながる「IoT」を融合させることで、
新たな価値や体験を提供するというものです。
さて、もう一度、経営研究会全国大会の話に戻りますが、
今回のコンセプトは
「待ったなしのMEGA SHIFTを大チャンスに変える 新世代経営者大集結!!」
でした。
3日間開催され、延べ約7,000名にご参加頂いた経営者向けイベントでした。
講師はいずれも、最前線をいく現場のトップリーダーばかりで
デジタルシフトが共通項です。
IT活用による旅館の業態改革に成功された株式会社 陣屋コネクト
大阪発シリコンバレー仕込み!日本最大級のビジネスチャット企業 chatwork株式会社
HPを活用したファンマーケティングに取り組む「肉おじさん」で有名な株式会社 門崎
MA活用によるエンゲージメントマーケティング支援 代表企業である株式会社 マルケト
徳島発!25年連続売上減のタクシー会社からデジタル革命で
全国に通用するサービス企業へ! 株式会社 電脳交通
以上のような既存業態自体にデジタルツールを活用し改革により成功された
経営者の講演を多数拝聴することができました。
聴けば聴くほど、規模問わず、社労士事務所においても喫緊の課題だと痛感します。
“変化する”というのは何かとストレスのあることではありますが、
そのストレスをどう楽しむか、その先にどんな姿が待ち受けているのか
所員の皆様と同じ方向性を向いて取り組んでいただければ幸いです。
※デジタルシフトに向けた例会は社労士事務所経営研究会、障害年金分科会でも
近いうちに例会テーマとして行う予定です。
会員の皆様が楽しみにしていてください!!
最後に、現状を打開するための7つのデジタルシフトキーワードをお伝えします。
1.情報の開示=組織の透明度、社員自主性強化、指示待ちからの脱却
2.マイナスと言われていることをどうプラスにするか
3.ホームページをどう資産化するか?ホームページの資産価値向上
4.これからは在り方や自分がどのように社会とか関わるかの価値が重視されていく時代
5.真似られた時に差が出る仕組みを仕込んでおく
6.商品とどう向き合うか
7.事業領域は常に見直す
船井総研自体もあらゆる分野でデジタルシフトすることにより
生産性向上に向けて取り組んでおりますが、
デジタルシフトの第一歩は小さな小さな一歩でも構いませんので、
今までの当たり前を変えてみることから始まります。
以上、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
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2018年09月10日