2016年07月11日

岐阜県多治見市で助成金申請を100件以上できるその戦略

社労士事務所コンサルティングチーム 沖山 佑樹(おきやま ゆうき)


助成金をテーマにしたコラムが続いていますが、今回も、
助成金の申請経験が豊富な社労士事務所様に取材をさせて頂きました。

取材先:社会保険労務士法人とうかい様
創業5年目従業員10名。1年間で約100件の助成金を受託。
「成長したい人が成長できる。そんな国に。」を経営理念に
岐阜県多治見市という小商圏で、急成長をみせている。

具体的には下記のようになります。
助成金部門の戦略を大きく3つに分けています。
集客戦略、営業提案戦略、管理申請戦略の3つです。

【集客戦略】⇒色々チャレンジした後に効果検証を実施して、注力先を決める
・実践した集客手法
 WEB・FAXDM、TELアポ etc
・成功した集客手法とそのポイント
 セミナー、紹介(権威性高く営業が可能)

【営業提案戦略】⇒ツールを整備して、マニュアル化で標準化
・具体的な提案内容とそのポイントの整理
 面談の流れ(提案20分ヒアリング60分という時間の流れを構築)
 商品設計(申請を意識)
 提案書・見積書・商品チラシ・パンフレットの使い方
 失敗事例、成功事例を共有
・クロージングまでの流れ
 後追い、再提案、見込客管理
・成約後のヒアリング(ロールプレイング実施)
 ヒアリング内容の統一(ヒアリングシート作成・運用)

【管理申請戦略】⇒大量管理を前提にルールを整備
・受注から申請までの管理方法とそのポイント
 ツール活用(申請資料作成、期限管理もフォーマットで管理)
 事務所内、部署内共有方法を規定(Google Drive)
 受注後のお客様のケアをルール化
・申請までに良い関係作りが出来たクライアントのもつ可能性
 助成金からその他の商品販売(単価アップ)

助成金事業を実施していくだけでも、注力すれば上記のような戦略が必要になります。

それぞれ事務所の主力商品や注力事業があろうかと思います。
手を拡げるよりも、今の強みを更に磨くことが、成功への近道です。(長所伸展、力相応一番化)

社労士事務所コンサルティングチーム 沖山 佑樹(おきやま ゆうき)

沖山 佑樹(おきやま ゆうき)

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