2022年04月25日

今、士業事務所が行うべき「ホームページのリストラクチャー」

こんにちは。
船井総合研究所の吉冨でございます。

少し唐突ですが、皆さまは
自事務所のホームページを定期的に見直していますか?

「法改正前の古い情報が掲載されたままになっている」
「似たようなページが複数乱立されていて読み辛い」
「SSL(ホームページのセキュリティ対策)がまだできていない」
「ページよって見出しがバラバラで纏まりがない」
「反響を得るためのページとそうでないページの区分けができていない」

そのような方も多いのではないでしょうか?

ホームページは定期チェックが重要

士業事務所においては、ホームページが反響獲得、顧客開拓の導線になっているケースがほとんどかと思います。

船井総研がご支援をさせていただいている事務所のほとんどがホームページをお持ちで、事務所によっては用途や目的に合わせて複数のホームページをお持ちのケースがあります。

■コーポレートサイト・・・名刺代わりのホームページ
■特化サイト・・・特定の反響を獲得するためのホームページ
■メディアサイト・・・幅広い情報発信をし、リードを獲得するためのホームページ

一方、ホームページをお持ちの事務所においては、立ち上げ以降の定期的な見直しができておらず、ホームページの中身(コンテンツ)が煩雑になり、事務所としても管理がし辛いだけでなく、閲覧者にとっても読み辛く、回遊し辛い構造になっているケースもあります。

SEOはGoogleのアルゴリズムや方針によって定期的に変動します。
たとえば、「キーワードとWebページの関連性」、「コンテンツの品質」、「ユーザビリティ」、「ユーザーの情報(ユーザーの位置情報、過去の検索履歴などの情報)」などが挙げられますが、以前よりGoogleの方針の中心に据えられているのが、「検索者にとって最適な情報が適切に得られるか」ということです。

検索者・閲覧者にとってフレンドリーか

逆を言えば、検索者・閲覧者にとって必要な情報を適切に届けることのできないホームページは、検索結果としても上位に表示され辛くなると言えます。

そのような意味においても、定期的に自事務所のホームページを定期チェックしつつ、不要な情報(コンテンツでありページ)は削除することやリライトし、そのときに検索・閲覧する人にとって最適な情報が見られる状況を創ることが重要であり、反響・顧客獲得にも繋がるということになります。

製品やサービスなどが利用者(ユーザー)にとって使いやすいことを指す「ユーザーフレンドリー」という考え方・言葉がありますが、これはホームページを設計するうえでも同じことが言えます。

ホームページを立ち上げる士業事務所が数多く、一方で特定のキーワードで1位表示できるのは全国で1事務所であることを言えば、「ユーザーの立場」にとって最適なホームページを設計するのが如何に重要であり必要であるかがお分かりになるのではないかと思います。

一方、

「どのコンテンツが不要なのか判断がつき辛い」
「読まれているコンテンツを削除した場合のリスクを考えてしまう」
「何百もあるページを見直すのは面倒くさい」

といった方も多いのではないかと思います。

船井総研がホームページの分析と改善提案を行います

船井総研では、2005年より弁護士と司法書士のコンサルティングをスタートし、現在は全国1,100の士業事務所の先生方のご支援(研究会会員を含む)を行っており、士業事務所が運営するホームページの作成や運営、改定を数多く手がけています。

最近、士業事務所の先生方からいただくご相談のひとつに、新規でホームページを立ち上げるだけでなく、「以前に立ち上げたホームページの見直しやコンテンツの再設計を行って欲しい」というものがあります。

実際に行っている支援の例として、

①該当するホームページの解析
(反響実績、Googleアナリティクスを通じたアクセス解析)
②事務所の戦略に基づいたWEBマーケティング戦略の立案
③①と②を連動したうえでのホームページの再設計
(不要なコンテンツの見直し、必要なコンテンツの統合、リライトのディレクション)

があります。
分野やテーマは問わず、士業事務所の実務とWEBマーケティング戦略を把握している船井総研だからこそできるコンサルティングのひとつだと言えます。

その他、上記の分析を踏まえて、リード(見込み客)の獲得と育成、受任に至るまでのフローをメルマガや顧客管理システムを導入し、DXを絡めた中長期でのWEBマーケティング戦略を立て、運用しているケースも増えてきています。

いずれにしても、WEBマーケティングは士業事務所が持続的に反響・顧客を獲得し、発展していくにあたっては必須の取り組みであり、だからこそ定期的に実態を把握し、ブラッシュアップしていく必要性があります。

少しでも興味関心のある先生方は、まずは各業種専門のコンサルタントまでご相談ください。

船井総研が手掛けるホームページリストラクチャー支援


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【執筆者:士業支援部 マネージャー 吉冨国彦】

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