いつもコラムをお読みいただき、ありがとうございます。
船井総合研究所の宮崎と申します。
今回は、創業支援に特化したWeb広告対策、
中でもリスティング広告の運用で成功している会計事務所に共通するポイントをお伝えします。
首都圏のある会計事務所では、
月間の運用額160,000円で19件の問い合わせを獲得しています。
問い合わせ1件にかかるコスト(以下、CPR)が2万~3万円かかる会計事務所が多い中で、
8,400円という非常に低単価のCPRで実現しています。
また、関西のある会計事務所では、
月間の運用額167,000円で13件の問い合わせを獲得し、そのCPRが1万3,000円となっています。
これらはほんの一例ですが、創業支援に特化したリスティング広告運用で成功している、
全国の会計事務所に共通する運用のポイントとして、以下の4つが挙げられます。
1.創業融資に関連するキーワードの広告の機会損失率は30%以内に抑える
1つ目は、創業融資に関連するキーワードの広告の機会損失率を、30%以内に抑えることです。
先ほどご紹介した関西の会計事務所の事例では、
広告全体の機会損失率が50%であるのに対し、
創業融資に関連するキーワード郡の一つである「日本政策金融公庫」
キーワード群における広告の機会損失率は30%以内となっています。
このように広告を出すにあたって、まずは創業融資の関連キーワードを中心に、
広告の機会損失を抑えていくことが重要です。
2.創業融資関連キーワードの平均掲載順位は2位以内
2つ目は、創業融資関連キーワードの平均掲載順位が、2位以内であることです。
特に重要なのは、日本政策金融公庫キーワード群の順位が1位であること。
実際に、先ほどご紹介した首都圏の会計事務所では、
キーワード全体の平均掲載順位が2.0位である一方、
日本政策金融公庫キーワード群は1.8位となっています。
3.創業融資関連キーワードの全体クリック数のうち、モバイル比率は60%以上
3つ目は、創業融資関連キーワードの全体クリック数のうち、
モバイル比率が60%以上であることです。
近畿で反響を得ている会計事務所(CPR:1万円、問い合わせ数:10件/月)では、
PCおよびタブレットのクリック比率に比べて、モバイルのクリック比率は73.06%、
九州の会計事務所(CPR:1万4,000円、問い合わせ数:21件/月)では
80.44%という数値になっています。
上記の事例からも分かるように、モバイルへの配信を強化することが、
反響を得る上で重要なポイントになります。
4.創業融資関連キーワードのクリック率は2.99%以上
4つ目は、創業融資関連キーワードのクリック率が2.99%以上であることです。
先ほどご紹介した関西の会計事務所では、全体のクリック率が3.66%であるのに対し、
日本政策金融公庫キーワード群のクリック率は5.3%となっています。
反響が得られている他の会計事務所でも、
全体のクリック率に対して創業融資関連キーワードのクリック率が高い傾向にあります。
以上の4つが、創業支援に特化したリスティング広告の運用で成功している
会計事務所に共通する、重要なポイントです。
そのほか、Web広告についてご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
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