集客の最大化に向けては、複数のチャネルを持つということが重要です。
チャネルの1つとなるのが「セミナー」です。
今回はセミナー開催の中でも“集客”の部分にフォーカスし、セミナー集客を成功させる3つの施策についてお伝えさせていただきます。
成功する集客方法は大きく分けて3つです。
①商工会会報誌へのチラシ折り込み
②ターゲット企業へのDM送付
③Web告知媒体の活用
具体的にどのようなことに取り組んだかを説明していきます。
①商工会会報誌へのチラシ折り込み
地域の商工会議所が発行している会報誌にチラシを封入できるサービスがあることをご存知でしょうか?
こちらを活用することで、商工会に会員登録をしている事業所へ直接チラシを届けることが可能です。
政令指定都市にある企業が主催した「働き方改革セミナー」の事例においては、集客開始直後に5名の参加申し込みをいただいています。
開催まで1カ月以上の期間を残しており、今後更に申込数が増加する見込みですが、現時点でもセミナー参加者のスピーディーな獲得に成功しています。
※地域によっては詳細な範囲設定ができず、県全体への発送しかできない場合があります。
その場合、費用が高額になってしまうため、予算と相談しながら慎重に検討する必要があります。
【数値詳細】
・発行部数:14,000部
・費用:\100,000
・チラシ申込期限:発行日の前々月末日
②ターゲット企業へのDM送付
リスト収集会社にターゲット企業の売上・規模を指定するだけで、1通当たり約20~50円でリストを購入することができます。
ターゲットにあったリストの精査を行うことで、反響を獲得することが可能です。
働き方改革セミナーにおいては、下記条件でリストが600件になるまで精査致しました。
【リスト絞り込み条件】
・市内にある企業
・従業員数:10~50名未満
・未上場企業
・資本金5,000万未満
・会計事務所系法人(〇〇タックス株式会社等)及び既存客を除外
【数値詳細】
・発送部数:600部
・費用:\89,540
③ Web告知媒体の活用
Web上には無料セミナー告知媒体があります。傾向としては、セミナー1回あたり1~2名の集客が期待できます。
コストが掛からないため、実施しやすい施策の1つです。
【数値詳細】
・費用:無料
・掲載タイミング:目安はセミナーの30日以上前
今回はセミナーの集客の事例についてお伝えさせていただきました。
集客目標は何名か、予算はいくらかによって実施できる施策は異なりますが、今回お伝えさせていただいた施策を組み合わせて試していただければと思います。
セミナー集客を最大化させるために重要となる要素は、コンテンツ力と早期の集客開始の2つです。
コンテンツ力に関しては「働き方改革」「コロナ対策融資」「IT導入補助金」など、中小企業が注目しているテーマが多くあります。
その様なテーマを選ぶことが集客力に直結します。
その上で、重要になるのが早期の集客開始です。
いくら良いテーマでも集客開始が遅れてしまうと集客数が減少してしまいますので、セミナー企画の際には集客スケジュールも詳細に詰めておくことが重要です。
今回紹介させていただいた集客施策は、前もって準備をしておくことで一定の効果が期待できるものばかりです。
セミナー集客最大化に向けて、是非ご検討ください。