2016年05月02日

セミナー企画のポイント

社労士事務所コンサルティンググループ  寺片 彰英(てらかた あきひで)

社労士グループの寺片です。

コラムをご覧頂き、誠にありがとうございます。
今回のテーマは「セミナー企画のポイント」についてお話をさせて頂きます。

いよいよ5月を迎え、GW真っ只中ですが、それが終わると2016年上期の業績も見えてくる頃です。
ここで勢いをつけるため、ドンドン営業を行っていこうと考えられる方も多いのではないでしょうか。
そういった方にとってセミナーは、とても有効な手段になります。

しかし、セミナーを何となく行っている方も多いのではないでしょうか。
なかなか思ったような成果につながらない事もあるかもしれません。

そういった方は是非、下記の「セミナー企画のポイント」について考えて頂ければと思います。

(1)セミナー開催により、「何を、どれだけ受注したいか」という「目的」を明確にする
(2)そのために、「誰を何人集めるか」を決める
(3)そこから逆算して「当たるテーマ」を考える
(4)受注するための「落としどころ」も決めておく
(5)集まりやすさを考え、開催時期・曜日・開催場所等を決定する

私がお手伝いさせて頂いている社労士事務所様でも、こういったポイントを意識し、
セミナーを開催され、成果を出されています。今のタイミングですと、「最新助成金セミナー」
というテーマが、お客様も関心が高く、成功しています。

この最新助成金セミナーを成功させるため、あらかじめ(1)~(5)を下記のように設定されています。

(1)今年目玉となりそうな、キャリア形成促進助成金、介護取組支援助成金を5件受注したい
(2)そのために商工会議所の会員様向けにセミナーDM7,000件を発送し、30社以上集める
(3)社内環境の改善と、助成金獲得の話を中心に「最新助成金セミナー」というテーマを設定する
(4)落としどころは、まず「無料相談」の申し込みを頂く
(5)会場は集まりやすい商工会議所内の部屋を手配する

このようにあらかじめ成果や、落としどころを明確にすることで、
事務所にとっても、またお客様にとっても有益なセミナーになっています。

今までセミナーをしたことがない方や、何となくセミナーを開催していたという方は、
上記の点を意識して頂き、「目的」が明確なセミナーを開催して頂ければと思います。

また既にこういった考えに基づきセミナーを開催されている方も、精度を高めて頂き、
より実り多いセミナーにして頂ければと思います。

お客様が来たくなる、参加して満足頂けるセミナーを開催し、
業績アップにつなげていきましょう。

社労士事務所コンサルティンググループ  寺片 彰英(てらかた あきひで)

寺片 彰英(てらかた あきひで)

「セミナー 」カテゴリの関連記事