2016年05月31日

社労士事務所による提案商品(助成金)の絞込み

コラムをご覧頂き、誠にありがとうございます。
今回、「提案商品の絞込み」というテーマでお話させて頂きます。

参照:業績アップにつなげるための「商品化」
https://samurai271.funaisoken.co.jp/2016/03/index_4.html

法改正に伴い、平成28年4月から新たに募集が始まっている助成金ですが、
私も、研究会員様やご支援先の社労士事務所で取り扱う助成金は絞り込むことを、ご提案しています。

例えば今年であれば以下の3つの助成金に絞ったご提案をさせていただいています。

(1)両立支援助成金(介護支援取助成金)
(2)キャリア形成促進助成金(制度導入コース)
(3)キャリアアップ助成金


コンサルティングの標準的な流れとしまして、
4月の法改正のタイミングで新規のお客様へ助成金を提案すると混乱するため、
まずは既存の顧問先の中で対象となる企業を抽出して提案をし、
工数分析を行うと共に課題を洗い出します。
そして業務を標準化した上で新規顧問先への提案を行っていきます。

昨年の事例をご紹介します。
企業内人材育成推進助成金(現キャリア形成促進助成金(制度導入コース))に商品を絞込み、
年間で約100件の申請業務を獲得されています。

特にこれから助成金業務を始めようと考えている事務所様の場合、
あれやこれやと手を広げるのではなく、
注力する商品を決めて一点集中することが成功への近道です。

船井総研では、研究会でこうした全国の事例の共有を行っています。
また、下記のようなテーマ特化の分科会も運営しています。

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士業経営.com「編集部」

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