コラムをご覧頂き、誠にありがとうございます。
今回は、先日開催された
「交通事故・後遺障害認定実務講座 2016下肢・膝関節の後遺障害」
についてお話させて頂きます。
弊社の弁護士グループは法律事務所様向けに
企業法務・交通事故・離婚・相続のように案件をテーマにするものから、
採用・評価・マネジメント等のような事務所体制に関することまで
多岐にわたる範囲について事務所経営のお手伝いをさせていただいております。
その中でも私は交通事故分野をメインに取り扱っております。
ご存知の方もおられると思いますが、交通事故分野の賠償金は、
適正に支払われてしないケースが多く、症状があるにも関わらず、
後遺障害自体が認められず、賠償金が減額してしまうというケースは非常に多いです。
そのような状況を打開するには、医学知識を持った弁護士に相談することが最適です。
しかしながら、医学知識に精通している弁護士の数は限られており、
弁護士の方も医学の勉強をしたいと思ってもできないというのが現状です。
そのような状況を打開すべく、発足した交通事故分科会ですが、
今回は、下肢・膝関節の後遺障害において、
日本でも屈指の実力と実績を誇っている整形外科医
メディカルリサーチ顧問医寺尾 友宏先生に膝・下肢についてお話いただきました。
第一講座では、下肢・膝関節の後遺障害について臨床学の観点から解説を行い、
第二講座では、実際に扱った事案を中心に
どのように等級認定を獲得するかということについてお話を致しました。
第三講座では、各先生方が現在扱っている事案を持ち寄り、意見交換を行い、
最適な解を検討するということを実施致しました。
日本屈指の医師や日本屈指の交通事故分野に関する実績を持つ弁護士の方がタッグを組み、
一つの事案を検討するスタイルは、間違いなく、その事案に関して日本一の議論が交わされていた場でした。
想像もつかないような角度からのアドバイスもあり、
参加された先生方から「感動した」「楽しかった」「もっと知識を深めようと高揚した」という
嬉しいお言葉を頂戴致しました。
次回は、11月5日に上肢・肩の後遺障害に特化し開催致します。
こちらの企画は、弊社が主催する法律事務所経営研究会に入会されていらっしゃる方のみご参加いただけます。
ご興味、ご関心をお持ちの方は法律事務所経営研究会の内容と合わせてお問合せ下さい。