2016年08月21日

社労士事務所として一番になるものを決める

コラムをご覧頂き、誠にありがとうございます。

参照:提案商品(助成金)の絞込み
https://samurai271.funaisoken.co.jp/2016/05/index_2.html

前回、「提案商品(助成金)の絞込み」というテーマでお話させて頂きました。
今回は「一番になるものを決める」というテーマについてです。

一番になることで次のようなメリットがあります。
(1)一番なので知名度があり広告費を抑えることが出来る
(2)不況であればあるほどお客さんは一番企業・一番店に集まる


船井総研のコンサルティングにおいて、力相応一番化ということがよくいわれます。
競争市場においてはシェア一番の企業と二番の企業との差は歴然としてものであり、
二番と百番の差よりも大きいと言われています。
例えば日本で一番高い山といえば富士山ですが、
日本で二番目に高い山はあまり知られていません。

よって自社の力を見極め、力相応に一番を取れるような施策を行う必要があります。

一番化を進めるポイントには、商品、商圏、客層の三つがあります。
例えば商品においては助成金、更に絞り込んでキャリア形成促進助成金。
客層においては、例えば美容サロン、介護施設、歯科医院などがあります。

上記はあくまでも一例ですが、対象業種の絞り込みによって業界毎の特性に精通し、
生産性が高くなるというメリットがあります。
特にキャリア形成促進助成金(制度導入コース)で評価制度を導入する場合は、
同じ業種であれば制度の構築をスムーズに行うことが出来ます。

一番化への第一歩は、「どこで一番になるのか」
「何で一番になるのか」を決めることです。
是非こういった視点を参考に「ウチはコレで一番になる!」という、
社員さんやスタッフさんにでもわかりやすい
シンプルな経営方針を打ち出してみてはいかがでしょう。

士業経営.com「編集部」

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