2018年11月20日

障害年金事務所における病院訪問の方法

こんにちは。船井総研の山本です。
 
先日、社労士事務所様と1日かけて9病院を訪問しました。
その結果、7病院にパンフレット設置、3病院で勉強会を開催することになりました。
 
今回は、病院への訪問方法を簡潔にお伝えいたします!
 

1.訪問する病院をピックアップ

 
今回は市内の内科・精神科・リバビリ科の病院をピックアップしました。
ピックアップをする際は下記のようにリスト化すると便利です。
 

 
 
1.病院名
 
2.診察時間 

病院によっては外来受付時間以外は
窓口が閉まっている場合がありますので事前に確認する必要があります
 
3.電話番号
 
4.担当者  

訪問時、対応してくださった担当者のお名前と職種を入力します
 
5.温度感  
〇、△、×の3段階でチェックを行います
 
6.チラシの設置 
ゴールを設定し、実施できたかを〇、△、×の3段階でチェックを行います
 
7.今後のアクション 
最後に入力します
 
8.所感 
訪問時のお話の内容や、先方の要望などを記入します
 
 

2.事前準備

 
今回、準備した書類はこちらです。
 
「障害年金でお困りの人を無くしていきたい」ということで
制度告知のための勉強会テキストと3折しおり・マンガを準備しました。
 

 
 
1.無年金0の実現に向けて
 (障害年金を知らずに受け取れない人を無くしたいという制度告知のための資料)
 
2.障害年金勉強会テキスト
 
3.障害年金マンガ

 (障害年金制度を分かりやすく伝えるための資料)
 
4.3折のしおり
 (マンガと同じく、障害年金制度を解説した資料)
 
病院内で回覧してもらうためにしっかりとツールを準備することが重要です。
 

3.訪問

まずは外来受付の窓口にいきます。
名刺を出して下記の3つをお伝えします。
 
1.名乗る 
「〇〇障害年金センターの〇〇と申します。障害年金のサポートを行っている社労士事務所です。」
 
2.訪問理由を伝える
「今回、障害年金のことでお伺いしました。」
 
3.担当者を確認する
「障害年金の担当者、もしくはソーシャルワーカーの方はいらっしゃいますか?」
 
このようにお伝えすると、スムーズに担当者につないでくれます。
 
 

4.対面

地域医療連携室や退院支援室など、ソーシャルワーカーがいらっしゃる面談室に誘導してくれます。
1.障害年金の相談があるか
2.どのように院内で対応しているか
3.障害年金に関してお困りのことはあるか

などヒアリングを中心にお話をいたします。
 
こちらから勉強会提案やチラシ設置を提案すると営業色がですぎてしまうため
ヒアリングを中心に、相手の話を聞くということを意識することが重要です。
 
 

5.今後のアクションを確認する

 
1.で作成したリストに入力をいたします。
 
1日に数多くの病院に訪問すると、どの病院とどのようなお話をしたか忘れてしまいますので、
事前にシートを準備することが重要です。
 

 
 
ぜひ、病院に訪問するに参考になれば幸いです。
以上です。ここまでありがとうございました!
 
 
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【この記事を書いたコンサルタント】

シニア経営コンサルタント 山本 千穂(やまもと ちほ)

北海道出身。新卒で船井総合研究所に入社。 学生時代から10年間デザインに携わり、大学在籍中に広告会社に長期インターンに参加。 2014年からは社労士事務所の障害年金のコンサルティングに従事。 障害年金分科会のチラシやHPのデザインを得意としており、手がけたチラシは問合せが約160%増加するなどの成果を上げている。

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