いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の塩見と申します。
最近、創業支援に取り組まれている税理士の皆様から、
「受注チャネルを強化したいが何をすればいいのか?」
「創業期の社長とどのようにして接点を持てばいいのか…?」
「創業する前の段階から抑える方法はないのか…?」
「創業客向けの特化型HPを作って集客しているが、まだまだ問い合わせが少ない」
「HP以外に受注チャネルがない」
といったお話をよくお聞きします。
特に、受注チャネルをどのようにして確立すべきか(増やすべきか)、
この点に課題を感じている方々が多いように感じます。
そこで、今回は創業支援の受注チャネル強化手法の一つとして、
創業客向け「セミナー営業」を皆様にご紹介いたします。
創業客向け「セミナー営業」に取り組む主なメリットは3点です。
1.事務所のブランディング効果がある
セミナーを定期的に開催することで、事務所の認知度・ブランディングを高めることが可能です。
セミナー実績が増えれば増えるほど、
「創業支援に強い先生である」「創業支援に強い事務所である」という印象が定着し始めます。
また、自社開催での実績が蓄積されていくと、他士業や金融機関等より、
セミナーの講演依頼が入る機会(お呼ばれセミナー)も増えていき、
事務所の認知度を更に高める機会にもつながります。
結果、他事務所との明確な差別化を発揮することが可能です。
2.良質な客層を掴むことができる
セミナーに参加する客層の特徴は、創業に対して前向きで勉強熱心な方々です。
つまり、セミナーの定期開催は良質な客層の営業機会の確保に直結します。
また、セミナーの客層は創業融資の申請における信用情報、
経験等の審査基準を満たしているケースが多く、
セミナーを通じて事務所へのロイヤリティも高まるため、
受注率(顧問契約率)も高い傾向にあります。
3.新たな客層を開拓することができる
現在、多くの事務所が取り組む「HP×リスティング広告」で獲得できる客層は、
依頼ニーズが顕在的かつ創業における緊急性が高い層です。
一方で、「セミナー営業」で獲得できる客層は、
依頼ニーズが潜在的かつ創業における緊急性が低い層です。
セミナーにより、後者の新しい客層を開拓することが可能です。
例えば、
「今すぐ依頼する予定ではないためHPから問い合わせするまでではないけれど、
創業融資について少しずつ情報収集していきたい」
という方に対しては、セミナーが適しています。
このような起業前の段階にある“起業家予備軍”に対して、
早期に接触していくこと(創業発生前の川上を押さえること)で、
確実に顧問契約まで到達するケースが増加しています。
以上、創業客向け「セミナー営業」に取り組む主なメリットを3点ご紹介しました。
ぜひコラムをお読み頂いている皆様には、
受注チャネル強化に向けた施策の一つとしてセミナー営業に取り組んで頂き、
より多くの起業家及び“起業家予備軍”と接点機会を増やしてください。
今回の創業客向け「セミナー営業」ついて、詳細お知りになりたい方はお気軽にお問合せください!
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