こんにちは。社労士コンサルティンググループの稲波です。
少子高齢化による人不足を乗り越えるためにITツールを活用して生産性を上げようという風潮が高まっています。そこで今回は弊社で主催している社労士事務所経営研究会にて300名を超える社会保険労務士の先生方との情報交換の際に出たITツールについて紹介を致します。
(1)管理関係全般のソフト
<ソフト名>
・kintone(https://kintone.cybozu.com/jp/)
<社労士事務所ではどのように活用しているか?>
・手続き全般の納期管理として活用
―アラート設定ができ、期限が迫ってくると通知が来る
・手続き全般のステータス管理として活用
―現在どのぐらいのボリュームの手続きがあり、それぞれの手続がどこまで進んでいるかが分かる
・顧客管理として活用
―事務所のスタッフ全員がお客様の情報をすぐに把握できる
・その他、日報など色々なアプリが作成できるため、様々な活用をしている
(2)TV会議関係のソフト
<ソフト名>
・zoom(http://zoom-japan.net/)
<社労士事務所ではどのように活用しているか?>
・TV会議のツールとして活用
(他のソフトと比較すると)
―軽くてPCでの操作がスムーズ
―お客様の方でアカウント登録が必要ないのでスムーズ(ワンタイムパスワードにより接続可能、ワンクリックで繋がる)
―ホストが契約していれば、相手は無料
―40 分の通話までは無料で利用可能
(3)請求関係のソフト
<ソフト名>
・MF クラウド請求書 (https://invoice.moneyforward.com/)
・MISOKA (https://www.misoca.jp/)
<社労士事務所ではどのように活用しているか?>
・MF クラウド請求書は先述のkintoneと連携可能なためkintoneと一緒に活用している事務所もある
・MISOKAは10 通まで無料で使用できるため、試しに使ってみるという事務所がある
いかがでしたでしょうか?
多くのクラウドソフトは初期導入のコストが安いため、まずは試してみることが大事です。また所長が取り組むのは難しいということで、事務所の若いメンバーに任せて、活用を進めてもらっている事務所もあります。
事務所経営に役立てて頂ければ幸いです。