2017年10月04日

社労士事務所経営研究会の情報交換会で発表された、社労士が活用しているITツールのご紹介

こんにちは。社労士コンサルティンググループの稲波です。

少子高齢化による人不足を乗り越えるためにITツールを活用して生産性を上げようという風潮が高まっています。そこで今回は弊社で主催している社労士事務所経営研究会にて300名を超える社会保険労務士の先生方との情報交換の際に出たITツールについて紹介を致します。

(1)管理関係全般のソフト

 <ソフト名>

・kintone(https://kintone.cybozu.com/jp/)

 <社労士事務所ではどのように活用しているか?>

・手続き全般の納期管理として活用

―アラート設定ができ、期限が迫ってくると通知が来る

・手続き全般のステータス管理として活用

―現在どのぐらいのボリュームの手続きがあり、それぞれの手続がどこまで進んでいるかが分かる

・顧客管理として活用

―事務所のスタッフ全員がお客様の情報をすぐに把握できる

・その他、日報など色々なアプリが作成できるため、様々な活用をしている

 (2)TV会議関係のソフト

 <ソフト名>

・zoom(http://zoom-japan.net/)

 <社労士事務所ではどのように活用しているか?>

・TV会議のツールとして活用

(他のソフトと比較すると)

―軽くてPCでの操作がスムーズ

―お客様の方でアカウント登録が必要ないのでスムーズ(ワンタイムパスワードにより接続可能、ワンクリックで繋がる)

―ホストが契約していれば、相手は無料

―40 分の通話までは無料で利用可能

 (3)請求関係のソフト

<ソフト名>

・MF クラウド請求書 (https://invoice.moneyforward.com/

・MISOKA (https://www.misoca.jp/

 <社労士事務所ではどのように活用しているか?>

・MF クラウド請求書は先述のkintoneと連携可能なためkintoneと一緒に活用している事務所もある

・MISOKAは10 通まで無料で使用できるため、試しに使ってみるという事務所がある

 いかがでしたでしょうか?

 多くのクラウドソフトは初期導入のコストが安いため、まずは試してみることが大事です。また所長が取り組むのは難しいということで、事務所の若いメンバーに任せて、活用を進めてもらっている事務所もあります。

事務所経営に役立てて頂ければ幸いです。

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【この記事を書いたコンサルタント】

シニア経営コンサルタント 稲波 紀明(いなみ のりあき)

1977年生まれ。愛知県出身。早稲田大学ファイナンス研究科卒。 入社以来、不動産業界の事業戦略策定から、宇宙ビジネスの創出まで、 幅広い分野の業務を手がけてきました。 過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる、をモットーに、 お客様の“夢”の実現をお手伝いをします。 大都市だけでなく地方事務所の業績アップにも定評があり、 集客のできるWEBマーケティングや企業とのタイアップ、 紹介ルートの開拓にも強みを発揮している。

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