1.経理&労務ワンストップソリューションとは?
昨今、日本は未曾有の人手不足に陥り、2019年より働き方改革が本格始動し、全国の中小企業は今まで以上に生産性向上、業務プロセスの見直しに迫られています。その様な中、多くの中小企業が課題を感じている点の一つが経理&労務業務です。
「経理&労務ワンストップソリューション」はその様な中小企業に対して、経理&労務業務のスマート化、アウトソーシングを受託するビジネスです。
2019年に多くの会計事務所が注目した「経理コンサル」をベースとして、領域を経理+労務に拡大した発展形と言えるでしょう。
>「今後のビジネスモデル“経理コンサル”について」(2018年12月04日)
2.最新経理&労務ワンストップソリューション事例
2019年、先行的に経理&労務ワンストップソリューションに取り組んだ士業事務所の事例をご紹介します。
・年間報酬400万円。より高単価な受注を実現
「経理が退職して困っている」という問合せがきっかけでした。補助元帳を手書きで付けるなど、経理&労務業務にとても手間がかかっていた為、経理&労務の改善&アウトソーシングを提案し、経理代行、税務顧問、労務顧問で年間報酬400万円と高単価で受注することができました。
・労務をフックに。クラウド勤怠管理ツール導入で20~100万円/件受注
2019年、働き方改革が始まり、勤怠管理への注目が一気に高まりました。その様な状況を背景にクラウド勤怠管理ツール導入の提案進めたところ、クラウド勤怠管理ツール導入支援+インターバル助成金で20~100万円/件の受注をすることができました。
経理だけでなく、労務もフックにできるため、より幅広いニーズを掴むことができます。
・新規参入初年度&6カ月のマーケティングでも1,400万円受注
人手不足、働き方改革が追い風となり、完全新規参入、かつ、マーケティングは7月開始で半年間だけでしたが、初年度から1,400万円の受注を獲得することができました。
3.会計事務所、社労士事務所の新たな事業に
経理&労務ワンストップソリューションを抜き出してみても、アウトソーシング市場はまだまだ伸びており、2022年には9,000億円弱の市場規模となると言われています。
経理&労務ワンストップソリューションが時流ビジネスであることは間違いありません。
顧客獲得競争も激しくなり、従来のやり方では事務所成長が難しくなってきた今、継続成長をお考えの会計事務所、社労士事務所は、新規事業としてBOコンサルを考えてみてはいかがでしょうか?