2018年04月17日

何故、業績UPしている事務所は長所を伸ばす取り組みをしてるのか?

こんにちは。社労士グループの芝原と申します。
 
 
先日、社労士事務所経営研究会大阪例会が開催されました。
 
その際にとある事務所様は、100名未満の物流会社に絞り込み
人事・労務に関する課題解決に向けて商品力を磨いている事例を発表されていました。
 
 
さて、船井総研のコンサルティングの特徴には、相手の欠点を探して指摘する
短所是正型のコンサルティングではなく、相手の長所やツイているものを伸ばす
長所伸展型のコンサルティングをすることが挙げられます。
 
なぜなら、これが即時業績向上法の最も重要なポイントだからです。
 
したがって、船井総研のコンサルタントがお客様先に行ったときに一番初めにすることは、
その事務所の長所やツイているところを発見することなのです。
 
その根底には、企業も人も伸びるためにはツイている状態になる必要がありますが、
ツクためにはツイているものと付き合うことが最も効率的だからであり、
ツイているものとはその事務所の長所であることが多いからです。
 
ツイていないときに早くツク方法としては、外部のツイている人やものと付き合うことです。
 
しかし、自分に「ツキ」がない場合、ツイている外部の人やものとは、
同類でないため付き合いにくいし、相手も「ツキ」のない人とは
なかなか付き合ってくれないといったことが実際起こります。
 
ツイているものと付き合いたいと思った場合、最も問題になるのはこの点であります。
 
このような状態のときには、まず自分の中にある「ツイているもの」と付き合うことがベストです。
例えば、全体的に業績が悪いときでも、支店単位や部単位、商品単位、エリア単位、
得意先業種単位であれば、業績が伸びているとことは必ずあるものです。
 
そういう長所を見つけて、そこに力を入れていくと、
後ろ向きであった気持ちが前向きになっていって
「ツク」状態になり、全体がプラスの方向に進んでいくのです。
 
 
いかがでしょうか?
 
あなたの身の回りのいる成長著しい方も好きなことや得意なことに没頭し、
成長している方がいませんか?
 
同じことです。
 
 
それでは、最後に、今からできる長所の発見方法をお伝えします。
是非、数字とにらめっこしながら取り組んでみてください。
 

1.長所とは

(1)伸びているものは何か?
(2)自信のあるものは何か?
(3)効率の良いものは何か?
(4)一番のこと、ものは何か?
 
という切り口から発見しましょう
 

2.1を定量データに基づき分析するためには

売上構成比と伸長率を4つの切り口で算出してみましょう。
 
伸長率とは昨年からの成長率で構いません。
4つの切り口とは、「業種別」「エリア別」社員数別」「商品別」 です。
 

3.「誰に」「何を」提供するのが得意なのか確認しましょう。

長所は貴事務所における唯一無二の独自性となり、差別化を図れるポイントになります。
 
ありとあらゆることで通用する原理原則でもありますので是非取り組んでみてください。
 
 
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
 
 
貴事務所がさらなら収益性、社会性、教育性を高められることを祈っております。
 
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【この記事を書いたコンサルタント】

チーフ経営コンサルタント 芝原 大寛 (しばはら まさひろ)

船井総合研究所新卒入社後、オートビジネスチームでは新卒採用・新人研修に取り組み、 産業財コンサルティングチームではWebマーケティングによる新規顧客獲得PJに従事していた。 その後、約5年間、広告会社や広告制作会社、印刷会社向けに業績UP支援を中心に携わり、 主に採用プロモーション商品の付加による採用マーケットへの参入、地域密着型メディア 事業による業績アップコンサルティング、Webマーケティングに特化したコンサルティング に従事していた。その他には、大手家電メーカーの商品販売強化プロジェクトや折込広告会社の 営業戦略策定プロジェクトなどの実績がある。人材開発コンサルティングにおいては、 新卒採用や中途採用における応募数up、定着率upに向けた働きがいのある会社創りの支援をしていた。 現在、社労士事務所専門のコンサルティング部門に所属し、個人マーケットを対象とする障害年金において、 船井流のWEBやDM、セミナーなどのマーケティング、営業、マネジメント支援により開業間もない事務所から 成長に向けたご支援で成果を上げている。

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