2017年10月30日

社労士事務所の展示会営業

本日は、展示会(商談会)における営業についてお伝えします。

展示会というと、製造業の見本市など、出展できる業種が限られているというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

実は、社労士事務所も出展可能な異業種交流展示会というものがあります。

業種の垣根を超えて、数多くの企業が商機を求めて出展しています。

日本最大級の異業種交流展示会であるメッセナゴヤには、今年1,400社超の企業が出展しています。

メッセナゴヤ2017
https://www.messenagoya.jp/

このような異業種交流展示会は、全国各地の商工会や、金融機関が中心となって開催されています。出展料も高いものでは20万円程費用がかかるものもあれば、2~3万円で出展可能なものもあります。

多くの企業にとって重要な商機となる展示会ですが、社労士事務所も例外ではありません。2日参加して、50件近いリストと後日アポイントを複数件獲得する社労士事務所もでてきています。

展示会営業で成果を出すポイントは2つです。

1つは、商品を絞ることです。

展示会では、各企業が自社の技術力や目玉商品をブースのデザインや商品見本などでアピールしています。多くの企業が参加する展示会においては、まず来場者に自社に対して興味を持ってもらうことが重要です。

興味を持ってもらえる商品とは「時流」に適した商品です。

今年で言えば、認知度が高まり多くの企業が興味を持っている助成金や、話題性のある働き方改革に関連した勤怠管理システムなどの商品を扱う事務所が見受けられました。

成果を出すポイントの2つ目は、目的を明確にすることです。

とにかく多くのリストを獲得することなのか、当日成約を狙うのか。もしくは後日アポイントを獲得することなのか。

目的によって当日取るべき行動が変わります。

多くの企業が来場する展示会ですが、出展している企業も社労士事務所にとっては顧客対象です。出展企業に対して、自社の商品に関する案内などを持って挨拶回りをすることで、リスト獲得数を伸ばすことができます。また、当日成約を狙うのであれば、1件1件丁寧に人数と時間を掛けて対応することが必要です。

社労士事務所に初めから興味を持って来場する企業は決して多いとは言えません。

そのような中で営業成果を出すには、事務所としての目的を明確にして行動に落とし込む必要があります。

いかがでしょうか?

展示会の出展には、ブースや資料の準備など手間が掛かることも多いですが、他のチャネルには無いメリットがあります。

ぜひ、事務所のエリアで展示会の企画があったら一度試しに参加されてみてはいかがでしょうか?

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【この記事を書いたコンサルタント】

アシスタントコンサルタント 中島 俊輔(なかじま しゅんすけ)

千葉県出身。 早稲田大学卒業後、新卒で船井総合研究所に入社。 住宅不動産系業界の新卒採用・中途採用部門を経て、社労士事務所コンサルティングに従事している。 BtoCからBtoBまで幅広く、WEBでの集客に特化している。現在は特に助成金モデルに注力し、助成金専門サイトにおいて力相応一番化のWebマーケティングを展開している。

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