10月も終わりに差し掛かり、肌寒くなり冬が近づいているのだなと感じます。
早いもので、今年も残すところ約2か月となりました。
年末にかけて来期計画をそろそろお考えの時期かとは思いますが、
同時に年末年始、家族や大切な方と過ごす計画も考え出す頃なのではないでしょうか^^
法律事務所コンサルティンググループの寺田です。
弊社では、特にWEBによる案件導入のご支援に定評がある中では、
WEBマーケティングを世界規模で牽引するGoogle社と、
毎月情報交換をさせて頂く機会がございます。
これはGoogleオフィス・アワーと呼ばれるもので、
日本でも参加できる企業は非常に少なく、
船井総研は数少ない企業の一つとして招待されています。
今回はそのGoogleオフィス・アワーでの最新広告運用情報をもとに、
皆様方の広告運用に役立つ情報を厳選してお伝えいたします。
本内容について、少し専門的な用語なども使用しながらお伝えすることになりますが、
事務所にWEB担当者の方がいらっしゃいましたらご共有いただいたり、
あるいは、弊社の担当コンサルタントから詳しいご説明をさせていただき
運用をご検討いただくきっかけとなれば幸いです。
先ず、この半年の間にも、多くのアップデートがGoogle広告で実施されています。
例えば、広告見出しが2つから3つまで選択可能になったり、
説明文が1つから2つまで選択が可能になったりと
広告文設定を最大限に活用することでより多くの情報を記載できるようになりました。
また、広告表示オプションの活用も運用上重要な位置づけとなっており、
活用できる広告オプションは、
・サイトリンク表示オプション
・コールアウト表示オプション
・価格表示オプション
・構造化スニペットオプション
・電話番号表示オプション
・住所表示オプション
等数多く存在します。
これらを網羅的に設定することで、広告が表示されている際に、
設定をしていない競合よりも多くの情報が出せることになります。
また、設定するか否かによって、スマホで見た際の範囲が大きく変わり、
特にスマホでの閲覧では広告表示オプションの設定の有無が
広告のクリック率に大きな影響を及ぼします。
端末別閲覧数は、地域差や分野の違いはあるものの、
PCからの閲覧よりもスマホからの閲覧が多く、
スマホ対応が必須であると常々お伝えしていることからも、
こちらが全て抜かりなく設定ができているかが
問い合わせに大きく影響することは言うまでもありません。
また、今回特に「検索リマーケティング(RLSA)」のコンバージョン設定を活かした
効果的なリマーケティング手法というものが高い効果を上げています。
そもそも検索リマーケティング(RLSA)とは、既に1度は
ウェブサイトを訪問したことのあるユーザーに対して、
通常設定しているリスティング広告の入札単価や広告文を変更して配信できる機能で、
闇雲にリスティング広告を運用するよりもコンバージョン率が高く、
広告費用対効果も高い機能です。
これまでサイトに一度以上訪問してきたユーザーのリストを蓄積した
「リマーケティングリスト」に含まれるユーザーのみを対象として
広告を表示させることができるため、通常の検索ユーザーよりも、
より反響に繋がる可能性が高くなります。
更に、商品に関連した何かしらの接点があるユーザーが対象となることから、
今まで入札できなかったようなキーワードの入札にチャレンジできるメリットが挙げられます。
最も効果的な活用方法としては下記の3つです。
・入札単価を通常よりも高く設定する
・広告文やランディングページを細かく分ける
・関連キーワードなど今まで反響に繋がらなかったキーワードでの設定をする
具体的な導入方法もリマーケティングタグの発行・設置をしていただき、
後は従来通り広告を設定していただくのみです。
ある会計事務所様では、BtoB向けのサービスを販売するために
上記の検索リマーケティング(RLSA)機能を活用し、
活用以前までCPA(顧客獲得単価)が25,642円だったものが、
導入後1か月でCPA9,946円まで改善し、反響数も695%増加する、という効果が出ています。
法律事務所での導入はまだまだ進んでおらず、
多くの事務所が取り組めていないこちらの活用を早期に実施することで、
競合事務所に差をつけることができ、広告費用の削減、かつ運用の効率化が可能になります。
このような意外と知られていないGoogle広告機能が多くございます。
ホームページからの反響が減少した際に、キーワードの見直しや
サイトコンテンツの見直しを行っていただくことはもちろんではございますが、
それでも反響改善を今ひとつ感じられないという方は今一度、
様々なGoogleの広告機能を上手く活用できているかを確認していただければと思います。
また、Googleのアップデートは定期的に行われますので、
弊社コンサルタントが随時皆様にお伝えさせていただきます!
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2018年10月23日