2019年04月24日

Web広告も自動化がすすむ?士業事務所のWeb広告自動化のポイント

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
会計グループの泰山と申します。
 
近年、AIの進歩によってWeb広告も自動化が進んでいます。
士業事務所でも、Web広告の自動化機能をうまく活用して、
新規問い合わせを増やし成果を出している事務所がいます。
その一方で、自動化機能を活用してみたものの、
上手く成果を出すことができない事務所もいます。
 
そこで、今回は士業事務所のWeb広告で、
自動化機能をうまく活用するためのポイントを3つお伝えします。
 

1.シンプルな広告アカウント構成にする

広告アカウント構成とは、Web広告の配信設定の全体構成のことです。
広告の管理画面の具体的な項目だと、
『キャンペーン』『広告グループ』『キーワード』の設定を
どのように設定するか考えることを広告アカウント構成と言います。
 
従来、士業事務所のWeb広告で良いとされていた広告アカウント構成は、出来る限り細かく、
数多くの『キャンペーン』『広告グループ』『キーワード』を設定する事でした。
 
しかしながら、自動化をうまく活用するためには
できるだけシンプルな広告アカウント構成が好ましいです。
 
可能な限り、キャンペーン・広告グループ数を最小限に抑えることで
それぞれの項目でたまるデータ量を増やします。
これにより、機械学習がすすみ自動化機能が上手く働きます。
 

2.予算による制限が無いこと

安定して広告配信を自動化して行うためには、
広告が配信される機会の損失を減らすことが重要です。
配信機会の損失がないよう、余裕のある日予算の設定が必要です。
 
予算の制限がないことにより、機械学習が網羅的にデータ収集を行うことができ、
データの網羅性を確保することが出来ます。
 

3.サイト全体タグが埋め込まれている

Web広告の自動化は、過去の配信データをもとに行われます。
そのため、配信データの正確性を確保することがWeb広告自動化の精度を高めます。
 
士業事務所においては、
電話またはメールフォームに問い合わせてきたユーザーのデータを
しっかりと蓄積することが重要です。
そのようなデータを蓄積し、機械学習が正しいデータを元に動けるようにします。
 
 
以上3つのポイントを参考にしていただけますと幸いです。
その他Web広告について不明点があればお気軽にお問い合わせください。
Web広告診断も初回は無料で受け付けております。
 
 
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【この記事を書いたコンサルタント】

チーフ経営コンサルタント 泰山 るみ(やすやま るみ)

東証一部上場インターネット専業広告代理店を経て、船井総合研究所へ中途入社。 入社以来、士業事務所のホームページマーケティングに従事。 問い合わせが来るWEBマーケティングをモットーに実践的なコンサルティングを行っている。

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