こんにちは!いつもコラムをお読みいただき誠にありがとうございます。
船井総合研究所 士業HRDグループの倉並愛です。
突然ですが、3・4月は新卒だけではなく、
中途正社員・パート求人が1年で最も活発に動く時期だということをご存知でしょうか?
士業事務所様によっては大変お忙しい時期とはなりますが、
ぜひこのタイミングを逃さず採用活動を実施いただければと思います。
今回は採用活動のポイントの中でも、
「スカウトメールのポイント」についてご紹介したいと思います。
求職者が企業の求人に応募して、
書類の提出や面接を経て採用が行われる一般的な採用の流れに対し、
スカウトメールは予め媒体等に登録されている求職者のプロフィールをみて、
企業側が「当社を受けませんか?」「お話ししませんか?」とメッセージを送り、
採用のフローに載せていく形となります。
今やリクナビ・マイナビといった大手媒体や、会計人材向けの人材ドラフト、
労務人材向けのヒビコレといった媒体でも利用可能な機能となっています。
中には、新卒向けに企業からスカウトメールを受けとるための、
専門の媒体も数多く登場しています。
この売り手市場の時代、求職者に対して企業から声をかけないと振り向かない、
気が付いてもらえない、といった状態であると言っても過言ではありません。
そんな時代に、事務所のスカウトメールを読んでもらうためには
どのようなポイントが必要なのでしょうか。
ここでは大きく分けて3つご紹介したいと思います。
①文頭:「読みました」アピール
大前提として、スカウトメールはまず求職者のプロフィールや経歴を読んだ上で、
採用したいな、応募してもらいたいな、と思った人へ送ります。
つまり、「あなたの情報を読んだ上でスカウトしています」ということが求職者に伝わらないと、
「誰彼構わずスカウトをしているのではないか」
「自分でなくてもいいのではないか」と思われてしまい、
応募獲得につながりません。記載されていたプロフィールのどこに惹かれたのか、
どの点が自社の仕事に生かせそうなのかを、スカウトメールの冒頭でしっかり伝えましょう。
②文中:事務所紹介は数字を用いて
スカウトメールを受け取った求職者は、
メールの文面を読んでどういった事務所なのかを把握します。
事業特性や成長性等の強みを文章で伝えていくことはもちろんですが、
規模感や社員特性も大事な観点です。
そこにはぜひ伝わりやすい「数字」を用いましょう。
社員数や売上、顧客数、取扱い案件数などを数字で伝えることで、
文字だけしか送れないメール文でも適切な事務所の姿を描いていただくことができます。
③文末:次のアクションを明確に
スカウトメールの最後には、
求職者にとってもらいたい次のアクションを明確に示しておきましょう。
スカウトメールの返信をしてもらいたいのか、
媒体内の「応募する」等のボタンを押してもらいたいのか、
採用HPで説明会の予約をしてもらいたいのか、
折角興味を持ってもらった求職者が何をすればいいのか迷わないよう示してあげることが大事です。
今回は士業事務所が戦略的に採用活動を成功するためのポイントのご紹介をさせて頂きました。
是非事務所の採用活動に取り入れてみて下さい。
採用活動全般についてのご相談も随時受け付けております。
ご興味のある方はこちらからどうぞ!
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