1.メールマガジンをうまく活用できていない理由は?
メールマガジンは、ホームページに来訪する潜在的顧客をリストとして顕在化させ、同時に、継続的コンタクトをとることによってファンを作り出すことができる、WEBマーケティングでも非常に有効なツールです。
しかし、上手く活用できず、道半ばにして中断してしまう事務所様が多いということも事実です。
その理由としては大きく2つ挙げられます。
- 購読者が思った以上に増えないから
- メルマガ登録してもらっても、仕事につながらない
上記を理由に、原稿を書く優先順位が下がり、配信頻度が減っていくという負のスパイラルに陥っていると考えられます。
2.すぐに実践できること2点
しかしながら、メルマガ登録をしてもらうことで、貴所のセミナー案内や、新サービスの案内等、積極的に接触を取ることができるのです。それが追々のお客様につながるということを考えると、メルマガは仕事につながらないということは無くなり、続けていく価値が生じます。実際、問合せがあった方のヒアリングを進めると、メルマガ購読者である場合も多いのではないでしょうか。
今回は、「購読者が思った以上に増えない」ことに焦点を当て、すぐに実践いただける方法を大きく2つのポイントまとめてお伝えします。
実際、これからお伝えする内容を行うことで、我々士業事務所コンサルティンググループにおいてもメルマガ購読者を半年で1000人増加させましたので、是非参考にしていただければ幸いです。
購読者を増やす、そのポイントとは…
簡潔にまとめると、
①内部対策×②外部対策に尽きます。
①内部対策
それだけでは、「実際に何を行えばいいの?」というお話になりますので、詳しくお伝えさせていただきます。
まず、内部対策とは、読者登録に至るまでのハードルを下げ、サイト内でのコンバージョンをアップさせることを言います。
そのためには、安心感をあげ、負担感を下げる必要があります。
安心感を上げるためにすぐできることを幾つかあげますと、
・メルマガを購読しているお客様の声を掲載する
・各種情報を公開する(過去配信分のタイトル、寄稿者の情報や実績、顔写真等)
などです。
お客様は、登録することで自分自身にメリットがあるなら行動しますし、そうでなければ離脱します。ですから、不安要素を取り除くことが大切です。
次に負担感を下げるに関してすぐに取り組めることは、
・登録時の項目を減らす
・登録ページにすぐたどり着くように導線設計を行う
などです。
メールマガジンで絶対に必要な項目は「メールアドレスのみ」です。その他の情報も知りたい気持ちは山々ですが、後々のサービス問合せ時においておき、登録に関してはメールアドレスだけで完結できるようにするのがベストです。
(我々は士業毎に送る内容が異なるため、業種選択が必須となってしまっておりますが・・・)
また、導線設計に関してはフローティングバナーや固定フッターバナー等で、1クリックですぐ登録できる状態に持っていくことがベストです。
②外部対策
何ページも回遊すると、その間に熱は冷めてしまいます。それほど、WEB上における時間リスクは大きいのです。
では、続いて外部対策についてお伝えします。
外部対策とは、この場においては露出を高めることを言います。
露出を高めるためには、
・GoogleやYahooの広告
・facebook広告
・その他SNS広告
が有効です。
ターゲットとしては、一度貴所に興味を持っている人、もしくは貴所のサービスに興味を持っている人が良いので、
GoogleやYahooではサイトに一度でも来たことがある人へのリターゲティング広告、
そして、Facebookはfacebookページにいいね!を押してくれた人や、興味のあるカテゴリーなどでのターゲット選定を行うと良いでしょう。
3.最後に
最近では、すぐにメルマガリストを獲得できるfacebook広告もありますので、是非ご活用いただきたいと思います。
ここまでお伝えさせてきた中で、間違えないでいただきたいのは「順番」です。
先に外部対策を行っても、内部対策が済んでいなければコンバージョンにはつながりづらいです。必ず、内部対策を終えてから外部対策を実施して下さい。
今まで述べてきたことをご覧頂くと、「当たり前じゃないか!」ということが多いのではないでしょうか。
そうです、当たり前のことばかりです。しかしながら、これらをやりきっている事務所様はまだ少ないのが現状です。
そして、これらをしっかりとやりきることでメルマガ購読者は増えていきます。
是非、実践してみていただければ幸いです。
その次の段階(購読者満足の追求)に関しては、また次の機会にお伝えさせていただければと思っております。