2019年04月09日

大手保険会社の参入!過熱する認知症保険市場の現状

高齢化社会の進展による認知症患者の増加を背景に、
「認知症保険」が契約数を伸ばしています。
 
太陽生命保険の「ひまわり認知症治療保険」は発売から一年で契約が約23万件を超え、
朝日生命保険の「あんしん介護認知症保険」も一年で契約数約5万件を突破しています。
 
これまで、認知症保険は国内中堅クラスの保険会社が市場の多くを占めていました。
しかし、2018年の12月に国内大手の第一生命がかんたん告知「認知症保険」の販売を開始し、
認知症保険の戦力図が大きく変わると同時に認知症保険市場がさらに過熱しています。
 
テレビでも認知症保険のCMをよく目にしますし、
世間の関心を集めた認知症患者の鉄道事故に関する最高裁判決も記憶に新しく
関心を高めた要因であると考えられています。
 
実際にある保険の販売店での介護保険・認知症保険付帯率は
2年前までは20%前後だったものが、今では約50%にまで増えているそうです。
なぜ販売件数が増えているのか、その保険代理店の方にお話しを伺ってきました。
 
「50代後半から60代で介護・認知症保険にご加入してくださる方は
 自分の両親の介護で苦労している方が多い。
 自分は保険に入って老後介護で金銭的な負担を
 子供にかけたくないという方の保険加入が増えている」
 
とお話しされており、今後もますますニーズは高まってきそうです。
 
さらに最近、我々のお付き合いのある士業事務所様では
保険会社様より認知症対策セミナーを開催するので
生前対策の専門家として講師をお願いできないか?とお話しを頂くことが増えています。
 
保険会社主催の定期的なセミナーで、認知症対策として民事信託の話をしてほしいという依頼です。
認知症保険市場の拡大で、こうした保険会社と士業事務所の連携が
今後増えてくるのではと思っております。
 
最後に、弊社船井総研では
民事信託に取り組んでいる・今後取り組みたい士業事務所様のために
民事信託研究会を開催しております。
 
次回開催は4月27日(土)船井総研 東京丸の内本社にて開催いたします。
今回のテーマは「保険×民事信託」となっており、
実際に認知症保険に注力している保険会社様にご講演いただきます。
 
ご興味がある方は下記の詳細をご覧くださいませ。
 
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2019年4月27日(土)開催
\初回参加費無料/
【第四回】民事信託研究会のご案内

 
~保険と信託の親和性とは!?正しい信託と危険な信託について徹底解説!~
 
春風が心地よい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日のご案内からさっそく全国からお申し込みを順次いただいております!!☆彡
 
本日は改めて民事信託研究会にご興味をお持ちいただいた方に
第四回開催のご案内をお送りしております。
参加希望の方はお申込をお願いします。
 
▼▼お申込はコチラ▼▼
https://forms.gle/542mUTKMpCFqx34L8
 
▼▼FAXでのお申込みはコチラ▼▼
http://asset.funaisoken.ne.jp/K036593.pdf
 
 
【第四回】民事信託研究会の詳細
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開催日:2019年4月27日(土)
時間:11:00~16:30 (受付時間10:20~/ 初回参加の方は10:30よりガイダンス)
場所:船井総合研究所 丸の内本社  地図 
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2018年9月・12月そして2019年2月の例会では、
全国各地から累計 200事務所を越える士業事務所の皆様にご参加いただき
おかげさまで大変盛り上がりを見せております。
 
ご参加いただいた皆様には
「書籍には載ってないナマの事例が聞けた!」
「エリア別の金融機関情報など現場の事例が取得できた!」
「明日から使える民事信託のツール活用方法が知れた!」

など嬉しいお声を多数いただきました!ありがとうございました!
 
さて、本日はそんな民事信託研究会の第四回開催に関してのご案内です。
 
テーマは「保険×民事信託」です!
 
年現在、65歳以上の高齢者人口は既に約3,500万人もおり、
2025年には3,657万人にまで増加し続けると見込まれています。
 
さらに認知症による資産凍結額は約143兆円にも上ると言われており、
大きな社会問題となっております。
 
こうした背景を受け、一般家庭の方々にも生前対策は必須となっており、
また士業事務所による民事信託提案の需要は確実に増加しておりますが、
◆保険を活用した信託提案とは?ノウハウがないので提案ができない…
◆本当に富裕層以外(一般のお客様)から民事信託を受任できるのか…
◆保険を活用した具体的な民事信託設計をみてみたい…

など多数のご支援先や会員様からお声をいただいております。
 
そこで、今回は保険を活用した民事信託設計のプロであります
株式会社 継志舎 代表取締役 石脇 俊司 氏をお招きして、
ノウハウや現場の事例を余すとこなくお伝えいただきます!
 
\こんな方は是非ご参加ください!/
・保険を活用しての民事信託設計のポイントを知りたい
・一般顧客への保険×信託の提案・受任のポイントを知りたい
・危険な信託スキームとは?正しい信託設計のノウハウ
・他事務所の取り組み事例・業界最新事例
 
また当日は上記だけでなく、
<2019年民事信託マーケットの動向>
<民事信託の事例分析/提案・受任方法講座>
<他事務所との情報交換会>

など民事信託に関する最新事例を全てお伝えします!
 
研究会で皆様にお会いできることを心からお待ちしております!
 
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【この記事を書いたコンサルタント】

アシスタントコンサルタント 谷口 祐亮(たにぐち  ゆうすけ)

山口県宇部市出身。新卒入社5年目、不動産と自動車業界のコンサルタントを経て現在は、主に司法書士事務所の不動産会社への営業をサポートをしている。支援先の規模は1人事務所から50人を超える事務所まで幅広い。 特に、司法書士事務所の資格者・営業マンに営業同行を行い、これまで全国の200店舗以上の不動産会社に営業を行ってきたリアルな現場感に基づいたサポートを行っている。 「不動産営業のアウトバウンドコールセンター部隊の立ち上げ」「営業マン・資格者と不動産会社への営業同行」を得意としている。

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