2017年08月07日

事務所のファンを作ろう

差別化の8要素の最後の項目、固定客化です。
これはタイトルにあるように、「ファンを作ろう!」ということになります。
もう少しわかりやすくいうと、「リピーター」や「お得意様」と言ったところでしょうか?

土地家屋調査士業界の場合、法人客を除いて、基本的には単発での案件が多いかと思います。法人客の場合は、登録制などもありますので、登録いただければ固定客化されているという認識です。

一方で、B to Cと呼ばれる個人客に関しては、単発の案件が多い土地家屋調査士業界でも取り組み次第で、そこからの紹介案件や子の世代、孫の世代まで含めて、
リピーターになってもらうことができるのです。

新規の案件獲得を自ら行うのではなく、一度サービスを受けられたお客様が
新たなお客様を紹介してくれるというのは、語弊を恐れずにいうと、楽な営業方法です。

つまり、いかにして「またお願いしたい!」「土地家屋調査士事務所ならここ!」と
言ってもらえるかが非常に重要になってきます。

その為の施策としては、

① 親切丁寧な説明
② 頻繁に連絡をくれて、進捗がわかりやすい
③ 知識が豊富で、かつ分かるまで教えてくれる
④ なんだか話しやすい、親しみやすい

このあたりが必要な施策であり、ポイントになってきます。

みなさんも「サービスを受ける側だったらどうか?」の視点で考えてみると答えやヒントが出てくると思います。

ぜひ一度、「顧客目線では自分の事務所はどう思っているか」を考えてみてはいかがでしょうか。

司法書士事務所コンサルティンググループ 小川原 泰治(おがわら  たいち)

小川原 泰治(おがわら  たいち)

 

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