法律事務所コンサルティングチーム 神徳 あや(じんとく あや)
顧問契約を獲得するために、HPを作ったり、DMを送ったり、
セミナーを開催したりと様々な方法で顧問先の獲得をされていることと思います。
それぞれ当たるためには色々なポイントがあると思いますが、
今回はHPからの顧問依頼を増加させるコンテンツをお伝えします。
そのコンテンツとは、ずばり「顧問先の声」です。
「なんだそんなことか、、」と思われた方もいらっしゃると思いますが、
顧問先の声は先生方のHPに掲載されていますか?
掲載されている先生も、何個掲載できていますか?
定期的に追加できていますか?
多くの方が顧問先に頼みにくいから、、、と掲載できていなかったり、
掲載出来ていても、HPを作った時に5つ程集めてそれっきりになっていたりするようです。
HPから顧問依頼を増加させている先生は、顧問先の声がサイトにしっかり掲載されており、
なおかつ顧問先の声が定期的に追加されていっています。
選ばれる理由、セミナーの案内、役に立つ情報の発信などの情報をHPに掲載し、
情報発信していくことはもちろん大切ですが、
『あなたの事務所に依頼して本当に大丈夫なの?』という疑問にHP上では、
「顧問先の声」でしか答えられないと思います。
また、”ある”だけではなく、常に増やせているというのも
「仲がいい人だけ」に声をもらっているのではなく、
『この事務所に依頼した多くの人がいいと言っているから信頼してよさそうだ』と思ってもらえます。
地域密着でやっている場合、顧問先の声がたくさんあることで、
HPを見た方の知っている会社も顧問先であるということもあり、
『あの人もここにお願いしているなら安心できる』と思ってもらえることあります。
顧問先の声のコンテンツ作りとしておすすめしていますのが、
下記8つの質問事項を顧問先にインタビューという形で質問し、答えてもらうことです。
①会社の事業内容について
②顧問を依頼するきっかけ
③当事務所を選んだ理由
④どのような依頼をしているか
⑤顧問契約を結んでよかったと思うこと
⑥顧問契約をする前に想定していなかった顧問契約の効果
⑦当事務所は御社にとってどのような存在ですか
⑧他の企業に向けたメッセージ
顧問先もただ、「推薦文をください」と言われるより、
何か項目があったほうが答えやすいです。
また、できれば顧問先の会社に訪問し、インタビュー形式で聞いていくと、
どこに満足をしてもらっているのかが分かり、HPにその内容を活かしたり、
新規営業の際にアピールポイントとして使うことができます。
また、顧問先も改めて顧問契約の大切さを分かってもらう機会にもなり、
より関係性が強化されていきます。
新しいビジネスの相談や、わざわざ電話をしたり、
メールをするまででもないちょっとした悩みもその訪問をきっかけに話しても得たりと、
顧問先の声をもらうことには様々なメリットがあります。
是非実施してみてください。
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神徳 あや(じんとく あや)