2017年05月09日

「ヴェニス・アップデート」の概要と対策

株式会社船井総合研究所 法律事務所コンサルティンググループの福島です。
コラムをご覧頂き、誠にありがとうございます。

検索エンジンにおける上位表示をめざす「SEO対策」は、
リスティング広告等の競合が激化したWEBマーケティングにおいて
その重要性を増し、士業事務所の業績アップの
「一丁目一番地」といった位置付けです。

今春、地域に根ざすビジネスである士業事務所にとって
強力な追い風となる、重要なアップデートがGoogleで実装されました。
本稿ではそのアップデートの概要と対策について解説させていただきます。

検索キーワードに地域名を入れなくても、その地域のサイトが出てくる
今回のテーマとしている「ヴェニス・アップデート」を一言でご説明すると、
上記の通りです。

名古屋市で調べれば名古屋市の、札幌市で調べれば札幌市の事務所が
優先的に表示されるのです。
つまり、これまで「交通事故 弁護士」と検索すると、
全国に無数にある交通事故を扱う事務所が表示上の競合となっていましたが、
商圏を同じくする事務所だけが主な競合となるのですから、
WEBを集客媒体とする士業事務所において、
いかに強力な追い風となるかがご理解いただけるかと思います。

実際に地域内において「交通事故 弁護士」で2位に表示することができた
ご支援先の商圏内のセッション数は80%増加し、
問い合わせ数は平均約30件から40件まで増加しました。
自然検索とはいえ、増加したのは「交通事故に関して」「弁護士を探している」
「商圏内の」ユーザーですから、最も問い合わせ確度の高い層です。
あくまで例として「交通事故 弁護士」を取り上げましたが、
各士業の各テーマで同様のアップデート実装が確認されております。

―じゃあ、対策は?
このアップデートの実装から、SEOの界隈で議論と試行錯誤がなされ、
有効ないくつかの施策が見えてきました。

(1)サイトのディスクリプション、H1タグに住所情報

(「○○県○○市」)を用いる
(紙面の都合上、編集方法については割愛させていただきます。
ご不明な点は、お問い合わせください)

(2)住所情報(番地まで)をトップページの任意の場所にテキストで掲載する

これまでの「地域名キーワードを可能な限り多く盛り込む」という
SEO対策とは異なり、事務所が「その地域に所在していること」を
検索エンジンに表明することが目的ですから、
トップページのいずれかの場所にテキストで住所を最後まで記載しておけば、
過不足ありません。

(3)Googleマイビジネスでページを作成し、自サイトへのリンクを設定する

(4)地域に関するコンテンツを拡充する

(ア)地域の施設に関するページ
post171_01.png

(イ)地域の当該分野に関するページ
post171_02.png

(イ)にて紹介させていただいたような取扱分野別のポータルサイトは、
各地域において「○○(取扱い分野名) 弁護士」での上位表示が
生命線となるビジネスですから、
このアップデートへの対策も先駆的に行っており、非常によい参考となります。

弊社主催の「士業WEBマーケティングアカデミー」では、
このアップデートへの対応をはじめ、WEB集客の動向と施策について、
実践事例をもとに分かりやすくお伝えさせていただいております。

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福島 淳平(ふくしま じゅんぺい)

法学部にて法学とマーケティング戦略を学び、マーケティング研究の全国大会にて優勝経験がある。
卒業後、株式会社船井総合研究所に入社し、2015年から法律事務所向けのコンサルティングに従事。
年間200日以上は法律事事務所に出向き、コンサルティングを行っている。
WEBマーケティングに強みを持ち、専門サイトを活用した反響の最大化、広告戦略の最適化などで成果を上げている。

法律事務所コンサルティングチーム 福島 淳平(ふくしま じゅんぺい)

 

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