2019年10月16日

離婚の受任を増やしたいけれど受任控えしてしまう先生へ その(1)

船井総研との会議、反響管理票をにらみながら、今日までの受任状況を確認。
 
「10月7日の方、受任相当かと思いますが、いかがでしょう?」
「そうですね、、、このケースの場合弁護士介入メリットがあまりないと思うんですよね・・・・」
 
この会話、受任可否の判断において、頻繁に耳にするフレーズです。
 
さて、この「弁護士会入メリット」という言葉は、どのように解釈できるでしょう。
 
過去累計2000件以上の相談を重ね、年間受任数は100件、
2名の弁護士と3名のパラリーガルとともに弁護士法人グレイスの家事分野を牽引する、
弁護士茂木佑介先生にインタビューさせていただきました。
 
 

 

一言で「弁護士介入のメリット」と言っても、
ご相談されるお客様によってその内容は大きく異なります。
 
養育費や慰謝料等の金銭請求を希望されているお客様にとっては、
回収できる金額の額自体や回収可能性がメリットを判断する一番の材料となるでしょうし、
単に相手と直接やり取りをしたくないというお客様にとっては、
弁護士がやり取りの一切を引き受けること自体が一番のメリットとなり得るでしょう。
 
大事なのは、「弁護士介入のメリット」を画一的、表面的に判断するのではなく、
お客様ご自身でさえ気付いていないような「弁護士介入のメリット」を
短い相談時間で見つけ出すことです。
 
そうやって見つけた本当の意味での「弁護士介入のメリット」を
いかに強く訴求していくことができるか否かによって
受任力に差が生じてしまうのだと考えています。

 
 
離婚分野に限らず、いずれの分野でも通じる考え方であると感じますね。
 
1.法律的に検討した上での弁護士会入メリットの整理
2.法律的でない要素において、弁護士(ないしは第三者)が介入するメリットの整理
3.相談者の気が付いていない、多くの相談をお受けした中で弁護士側が把握している、
  弁護士会入メリットの整理・提示

 
これが、どの段階まで実践できているか、引き出しを持てているかによって、
離婚事案の受任率が数%から40%、50%、60%と差が出てくるのです。
 
 
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そんなグレイス茂木先生が実践する
・「弁護士介入メリット」の捉え方・考え方・実現手法
・相談者が気付いていない「弁護士介入メリット」の初回面談での見つけ方
・相談それぞれに異なる「弁護士介入メリット」から受任へと繋げる面談ポイント

について、下記の要領で深堀りしてお伝え頂く機会をご準備致しました。
 
ぜひ、カレンダーで日程をご確認ください。
 
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<開催日>
2019年12月14日(土) 東京会場
2019年12月15日(日) 大阪会場
両会場とも 10時~16時半
 
<内容>
【オープニング】
講座をより効果的に受講していただくために 株式会社船井総合研究所
 
ゲスト講座午前 弁護士法人グレイス
【考え方編】
離婚の受任力を向上させるための基本・考え方
 
【動画視聴編】
男性相談者のケース解説(有責配偶者の場合・自分で進めたい相談者の場合ほか)
 
【解説編】
「関心事別ポイントトーク」
 
【ロールプレイ編】
 
ゲスト講座午後 弁護士法人グレイス
【動画視聴編】
女性相談者のケース解説
(離婚被請求女性の場合、離婚が決めきれない相談者の場合、モラハラ夫相手の場合ほか)
 
【解説編】
「相談票の情報から準備すべき引き出し」「相手方の職業による注意点」
「経営面・教育面において離婚分野で成功する実践方法」ほか
 
【ロールプレイ編】
 
【実践編】
受任力セルフチェック 参加者様+弁護士法人グレイス+株式会社船井総合研究所
 
【エンディング】
本日のまとめと振り返り 株式会社船井総合研究所
 
<参加特典>
参加者全員にプレゼント!
・離婚受任力スキルマップ
・離婚面談パターン分けプロセスシート
・ロールプレイングマニュアル

 
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【この記事を書いたコンサルタント】

チーフ経営コンサルタント 堀本 悠(ほりもと はるか)

2012年 国際基督教大学教養学部国際関係学科 卒業、船井総合研究所 入社。法律事務所向けのコンサルティンググループに所属して3年でチームリーダー昇格。 法律事務所向けコンサルティングとして、特に小規模商圏から中・大規模商圏における集客活動、事務所規模では開業前から10名規模に至るような法律事務所の組織作りにおいて実績がある。 集客活動では、WEB・紙媒体双方の活用や、組織作りでは、経営方針発表会のプロデュースから評価制度の構築などを行ってきた実績を持つ。

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