2018年04月20日

ホームページからの反響が減少した時に点検していただきたいポイント

皆さま、こんにちは。法律事務所コンサルティンググループの阿部です。
本日は地方のある事務所で実践をした、
「ホームページ経由の集客改善事例」について、ご紹介させていただきます。
 
A事務所は離婚分野に力を入れている地方の事務所ですが、
昨年後半から、ホームページ経由での問い合わせ数が減少傾向にありました。
元々、月間20件以上の反響をホームページから獲得していましたが、
昨年末の時点で10件を切る水準まで落ち込んでしまっていました。
広告予算は変えておらず、新たに競合が出てきたわけでもない環境において、
このような事態が起きてしまった中で、以下の施策を実施して改善を図りました。
 

・リスティングキーワードの見直し

リスティング広告の設定キーワードを見直し、
より問い合わせにつながりやすいキーワードで
予算が消化できるように、絞り込みを行いました。
キーワードの除外設定も同時に行い、
より質の高いキーワードでの流入に集中できるようにしました。
さらに、広告の掲載順位が下がってしまっていたので、
1-2位に必ず表示がされるよう、入札単価の調整も行いました。

・サイトコンテンツの整理

検索順位を向上させるため、過去に作成をした内容の薄いページを統合し、
一つ一つのコンテンツが充実するように変更しました。
また、ページの階層も整理し、関連のあるページが相互にリンクし合う状況、
トップページから各ページに遷移しやすい導線設計を作りました。

・ホームページ内の訴求の見直し

競合事務所と自事務所とを比較し、他にはない強み・特徴を再整理しました。
それらを広告の文章やトップページの目立つところに表示をされるように設定し、
訴求力のアップを図りました。
 
 
以上のような施策を実施した結果、1ヶ月後には目に見える成果
(検索順位の向上、サイト訪問数の増加、サイトの滞在状況の改善、流入キーワードの最適化等)
が出始め、翌月には過去最高の反響数を獲得することができました。
ホームページの更新についても、しばらく頻度が落ちてしまっていましたが、
これを機に定期的にメンテナンスを行っていただき、状態を維持できています。
 
今回ご紹介させていただいた改善事例は、極めて基本的な施策でありながら、
なかなか手を付けられていない事務所も多いのではないでしょうか?
もし、「最近反響が落ちて困っている」という先生がいらっしゃいましたら、
以上のような点をチェック・点検をして、改善していただきたいと思います。
 
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【この記事を書いたコンサルタント】

シニア経営コンサルタント 阿部 悠紀(あべ ゆうき)

法律事務所コンサルティングチーム チームリーダー 法律事務所の業績アップコンサルティングに特化し、25社以上の顧問先を持つ。 WEBマーケティングに強みを持ち、専門サイトを活用した反響の最大化、広告戦略の最適化などで成果を上げている。「即時業績アップ」と「それぞれの事務所に合った提案」を常に心掛けている。

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