こんにちは。コラムをご覧いただき、ありがとうございます。法律事務所コンサルティンググループの長谷川です。
今回は、「慰謝料請求 着手金無料キャンペーン」と「5つの施策」を実施し、8月における問い合わせ件数を7月の2倍にした法律事務所様の成功事例をご紹介させていただきます。
施策を実施したのは、離婚・慰謝料分野に注力する法律事務所様です。具体的な数値としては、お盆休みを含む時期にも関わらず、8月の問い合わせ件数が、離婚・慰謝料分野のみで20件(うちWeb経由18件)あり、7月の10件(うちWeb経由8件)と比較すると、対先月100%増の2倍になりました。
「慰謝料請求 着手金無料キャンペーン」を実施し、集客力アップを図るために、以下のようなフローで5つの施策を打ちました。
① 【SEO対策】 Googleアルゴリズムの改訂の一つである「ヴェニスアップデート」に対応できるよう、トップページにおける地域キーワード比率を高めるべく、計画的かつ着実に地域キーワードを増やしました。ここで言う「地域キーワード」とは、事務所の所在地エリアである市町村名のことを指します。地域キーワードを含むオリジナル原稿を作成し、トップページへ地道に追加掲載していった結果、キャンペーン開始時における地域キーワード比率が、脅威の3%超え(3.19%)を達成していました。
② 【専用LP作成】 キャンペーン開始直前に「慰謝料請求 着手金無料のキャンペーン専用LP」の作成を依頼し、離婚サイト上で公開しました。専用LPを作成した点も、成功の要因の1つです。
③ 【導線設計の構築】 次に、事務所サイトおよび離婚サイトのトップページの目立つ箇所に告知文を掲載し、導線の入り口となるボタンを設置しました。このボタンが、アイキャッチとなります。アイキャッチとは、ターゲットユーザーの注意を引いて記事へと誘導させ、クリック意欲を刺激することなどを目的とした画像イメージを指します。Webサイト上では、商品画像の配置や全体のレイアウト、文字通り目を引きつけるような画像イメージがアイキャッチとなりますが、設置した下記のボタンが、まさにその機能を果たしました。また、LPを掲載した離婚サイトのみならず、事務所サイトのトップページにも設置したことにより、自然検索からの流入者の導線を拡充することができました。
④ 【リスティング広告】 さらに、リスティング広告文を編集し、 慰謝料請求に関する広告グループにおいて、「着手金無料」などを追記した上で、キャンペーン実施中である旨をアピールしました。
⑤ 【SNSマーケティング】 新たな試みとして、LINE@においても告知をしました。「LINE@×キャンペーン」の組み合わせは、他業種における鉄板のマーケティング戦略です。キャンペーンの告知と併行し、友だち数の増加のため、LINE@を開設した旨をトップページで告知しました。また、下記のようなメッセージやクーポンの配信も行ないました。
キャンペーンの実施中に、①~⑤の施策を実施したところ、相乗効果も働き、アクセス数が上昇し、問い合わせ数も急増した次第です。
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介させていただいた成功事例は、離婚・慰謝料分野を扱う法律事務所様であれば、実践に移すことが可能です。また、法律事務所コンサルティンググループ離婚チームでは、実践するにあたって生じるご不明点にもご回答いたします。当コラムをお読みいただき、ご関心を抱かれた方には、お気兼ねなくご連絡いただければと思います。