皆さん、こんにちは。船井総合研究所の岡田です。早いものでもう11月に入りました。一年があっという間だったという先生方も少なくないのではないかと思います。まだ残すところ2か月ほど残ってはいますが、今年は皆さんにとってどのような一年でしたでしょうか?
経営が上手くいったという先生もいれば、思うような経営ができなかったという先生もいるでしょう。本日はそんな先生方にとって、2018年が明るくなる経営計画書作成のコツをご紹介させて頂きます。
経営計画書は知っているけれど、作ったことがないという先生もまだまだ多いかもしれません。しかし、数年前と比べて、経営計画書を作成される事務所は年々増加傾向にあります。
何事も何か取り組むためには、計画を立てることがとても大切です。例えば、旅行に出かける際にも旅程を決めておいたほうが充実した旅行ができると思います(フリープランがお好きという場合はすみません)。旅程が決まっていれば、旅行を終えた後に「この名所も行っておきたかったなー」とか「ここのお土産買っておけばよかったなー」と、後悔をすることも少なくなります。経営においても同様です。経営における旅程が経営計画書に当たり、作成する場合、作成しない場合では大きな差が生まれます。
経営計画書にはいろいろな形がありますし、上手くいくコツもたくさんあると思います。しかし、一番大切なコツは何なのでしょうか?それは経営者自身が“ワクワク”する計画書を作ることができるかどうかです。できれば、何度も見返したくなる計画書、計画書を眺めながらニヤっと笑顔がこぼれてしまうような計画書が理想的です。経営計画書を何度も見返すようになるため、軌道修正もしやすく、目標も達成しやすくなります。
このようなワクワクする計画書を作るには、逆算思考で計画をお考えになることも重要です。経営者は日々数字との睨めっこをしていることもあり、どうしても現実志向になりがちです。そのため、経営計画書を作り上げるとき、積み上げ思考で物事を考え、今の延長線上にある計画を立てがちです。
しかし、ぜひこのとき、先生方がやってみたいこと、実現してみたいことなどを、今の自分自身の状況を考慮せずに考え、紙に書き出してみて下さい。書き出してみると、きっと先生方がワクワクするキーワードが含まれているはずです。このワクワクキーワードを用いて計画書を作ることにより、ワクワクできる計画書を作成することができるようになります。
スポーツでも心・技・体と言ったりしますが、ビジネスにおいても同様に心・技・体は重要です。経営者がワクワクしていなければ、経営はうまくいかないものです。
弊社の創始者である船井幸雄もよく言っていたことですが、組織や経営はトップで9割決まります。2018年を先生方にとって明るい一年にすることができるよう、ぜひ、ワクワクする経営計画書の作成にチャレンジしていただけますと幸いです。
また、弊社でもそんなワクワクできる経営計画書を作成する、経営計画セミナーを企画しておりますので、よろしければこちらも、経営計画書づくりにご活用いただけますと幸いです。