今回は前回のコラムで取り上げた法律事務所におけるSNSマーケティングの勧めの第二弾として、「LINE@を活用したメッセージ発信と来所数アップの方法」をテーマにお送りさせていただきます。
プライベートでの活用が中心であるトークアプリのLINEに対し、LINE@はビジネスでの活用が中心であるアプリです。
前回のコラムでは、このビジネス向けSNSアプリのLINE@における「友だちの集め方」をアナログ面とデジタル面の両面からご紹介させていただきました。
その後、一部の事務所様から、「長谷川さんのコラムを読んで、LINE@のアカウントを取得しました!」との嬉しいお声も頂きました。ありがとうございます。
ご活用いただき、幸いです。最近では既にLINE@のアカウントを取得された事務所様も増えてきていると感じています。
アカウント取得後、ある程度の友だち(フォロワー)数を集めることができたら、次に何をすべきでしょうか? ・・・それは、ズバリ「情報発信(アプローチ)」です。
【STEP1】:初期設定
↓
【STEP2】:友だちを集める
↓
【STEP3】:アプローチをする
↓
【目的】:事務所への来訪(面談)
LINE@運用のフローとして、STEP1の初期設定を行なった後、STEP2において、事務所内やWebサイト上でLINE@の告知を行い、友だちを増やすことになります。
今回のコラムで取り上げるのは、その後のSTEP3です。メッセージ、タイムラインや1対1トークを用いた友だちへのアプローチ、最終的な目的である事務所への来訪(面談)につなげるためのコミュニケーションをとる方法について、具体的にご紹介したいと思います。
法律事務所におけるLINE@の「メッセージの配信内容」については、大きく分けると、「相談会の告知」、「メディア出演・執筆に関する配信」、「ホームページの記事(コラム・解決事例等)更新のお知らせ」、「Q&A(よくある質問)」の4種類になります。なお、発信できる内容としては、メッセージ以外にクーポンやイベント告知などの多岐にわたるため、今回は通常のメッセージ配信に限定して言及しています。
■相談会の告知
■メディア出演・執筆に関する配信
■ホームページの記事(コラム・解決事例等)更新のお知らせ
■Q&A(よくある質問)
上記のメッセージは定期的に配信することが重要です。
フォロワー数(友だち数)にもよりますが、相談会の告知については、1ヶ月前、1週間前、2日前といったように段階を設定し、一定の間隔で配信することを推奨します。
LINE@には、送信予約機能もあるため、事前に配信日時を設定することで、事務所の営業時間外に自動配信することも可能です。
いかがでしたでしょうか。今回は「LINE@を活用したメッセージ発信と来所数アップの方法」に関する手法を公開させていただきました。
法律事務所業界においては、広告規制が撤廃され、事務所ホームページを所有することが当たり前となった後、更に分野別の特化サイトの運用が不可欠の時代になっています。
事務所ホームページ、分野別の特化サイトの次に到来するだろう集客方法がSNSマーケティングです。
このコラムをご一読いただきました皆様には、是非LINE@の自事務所アカウントを開設いただき、運用を開始いただければと思います。
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2017年12月19日