2015年11月17日

人材採用において人気のある法律事務所の傾向

法律事務所コンサルティングチーム 川上 英秀朗(かわかみ えいしゅうろう)

皆さんこんにちは。法律事務所コンサルティングチームの川上です。

今年は多くの企業と企業専門の法律事務所が弁護士の採用数を増やしているため、個人相手のいわゆる「町弁」の法律事務所にて優秀な人材の獲得が非常に難しくなっております。

そのような状況の中、先日「東京三弁護士会就職合同説明会」が開催されました。そこで参加者から人気のあった法律事務所を分析したところ、ある傾向が見えてきましたのでご紹介いたします。

人気のあった法律事務所は以下の3点を事務所の魅力としてアピールしていました。

①面倒見が良い(所長または先輩弁護士がしっかり教育をしてくれる)。

②成長できる環境がある(その事務所に他にはない強みまたはノウハウがある)。

③勤務弁護士の挑戦を事務所がサポートしている。

これらのポイントは一昔前の先生方からすると「何を甘えているんだ」という声が聞こえてきそうです。しかし、こういった傾向は弁護士に限らず新卒の士業の資格者全てに当てはまる傾向ではないでしょうか。そして、このような状況の中で「そんな保守的な人材はいらない」という姿勢では、応募者の数自体が少なくなってしまいます。

また、このような打ち出し方をしたからといって応募者全てが保守的で受身な人ばかりが集まるとは限りません。実際に、先ほど紹介した合同就職説明会でも上記の3点を取り入れながらプレゼンテーションを行った法律事務所には、他の事務所より多くの参加者が集まりました。更に応募してきた人材も優秀な方が多く、選考するのに困ってしまうほどでした。

人気企業ランキングの上位企業が景気によって変わるように、その時代によって求職者が求める傾向には変化があります。その変化に合わせて事務所の魅力の伝え方をうまく変えていくことが、士業事務所でも求められています。

法律事務所コンサルティングチーム 川上 英秀朗(かわかみ えいしゅうろう)

川上 英秀朗(かわかみ えいしゅうろう)

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