2016年03月07日

動画マーケティングにチャレンジしよう!

法律事務所コンサルティングチーム 岡田 弘毅(おかだ ひろき)

こんにちは、船井総合研究所の岡田弘毅です。
私の方からは「動画マーケティング」についてお伝えさせて頂きます。

時代はテキストコンテンツから動画コンテンツへ
近年、YouTubeやVineなど動画投稿サービスの利用が急増しています。
ある調査によると、インターネットを使うユーザーのうち80%以上が
オンライン動画を見た経験があり、45%以上のユーザーが月1つ以上動画コンテンツを
閲覧するという調査があるくらい動画は身近なコンテンツになっています。

皆様も日々の生活を送られる中で、動画に接する機会も増えてきているのではないでしょうか?

私も日々のコンサルティングを行っている中で、
ますますユーザーの情報の探し方が「読む」から「視る」に変わってきているなと感じることが多いです。
これからさらにユーザーの情報の探し方が「視る」に変わっていくことが想定されますので、
WEBマーケティングにおいても、動画コンテンツは非常に重要なカギを握ることになると予想されます。

1. 動画マーケティングの活用について

(ア) 動画はホームページのコンテンツのほかに、広告(インストリーム広告や、
 インディスプレイ広告など)としても活用され始めています。
 本日はホームページのコンテンツに絞ってお話させて頂きますが、様々な場面で動画を用いて
 「伝える」工夫が行われてきています。それでは、動画にはどのような効果が期待できるのでしょうか?

2. 動画コンテンツの効果

(ア) 動画の効果に関しては様々なレポートがありますが、主に以下のような効果があるといわれています。

(1) 動画の記憶定着率は記事コンテンツの2倍(参照:ラーニングピラミッド)
(2) 動画視聴により購買意欲は1.8倍高まる
(3) 動画マーケティングを実施している企業のうち6割は効果を感じている
(4) HPに動画を入れることによってSEO効果が高まる(ユーザーメリットがある動画に限る)

(イ) これらの効果は動画コンテンツの効果の一部です。ここだけを見ても動画を使った
マーケティングに取り組むことは非常に重要だと思いませんか?
その他にも動画の効果はありますが、動画は良い方向に効果を最大化することができれば、
テキストベースのコンテンツにない効果を得ることができ、
結果としてユーザーに伝えたい情報を的確に伝えることができるようになるのです。

3. 士業での動画コンテンツ活用事例

(ア) 士業における動画コンテンツの活用例としては、主に3つのパターンがあります。

(1) 解説型
(2) インタビュー・対談型
(3) メッセージ訴求型

(イ) それぞれのパターンにおける動画活用例では具体的には、

以下にご紹介する事務所様などで取り組みが行われておりますが、
どの事務所様でも動画を有効に活用し、
テキストで伝えにくい事、伝わらない事を動画コンテンツとして落とし込みされていることがわかります。

☆活用事例☆

(1) 解説型
ホライズンパートナーズ法律事務所様 http://www.rikon-juku.net/category/1996121.html
(2) インタビュー・対談型
弁護士法人ファースト法律事務所様 http://itbengoshi.com/?page_id=1546
(3) メッセージ訴求型
弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所様 http://www.rikon-soleil.jp/

4. 失敗しない動画コンテンツ作成における7つのポイント

(ア) それでは、動画コンテンツを実際に制作するとき、
どのようなポイントがあるのでしょうか?動画コンテンツ制作において失敗しないために、
ぜひ以下の7つのポイントを活用してみてください。

(イ) 失敗しない動画コンテンツ作成7つのポイント

(1) 「誰に」「何を」伝えるための動画なのかを前提をしっかり考えよう。
(2) 1動画1テーマで作成しよう。
(3) 「起」(総論)、「承」(各論)、「結」(結論)の3部構成にしよう。
(4) 最初の10秒で動画コンテンツの概略がわかるようにしよう。
(5) 時間は1本1分程度にまとめよう。長くても3分以内にしよう。
(6) 長くなるようなコンテンツの場合、シリーズ化させて動画を分けよう。
(7) スマホでの動画視聴を前提とした制作にしよう。

(ウ) 一番大切なことは、動画であってもテキスト同様に「誰に」伝えるための
動画コンテンツなのかということを考えることです。動画はあくまでユーザーとの
コミュニケーション手法の1つに過ぎません。この部分をしっかりと考えていないと、
独りよがりの動画になってしまうことが少なくありません。

5. 動画の制作会社について

(ア) 動画コンテンツの制作についてですが、自前で制作するのも以前に増して容易になってきました。
ただ、より良い動画コンテンツに仕上げたいという場合、
やはりプロのカメラマンに依頼することをオススメします。

(イ) もし、お付き合いのある制作会社やカメラマンの方が動画も作成して頂けるのであれば、
その方に依頼するのも良いでしょう。しかし、もし知り合いに良いカメラマンがいないという場合には、
クラウドソーシングを活用することをオススメします。クラウドソーシングであれば、
国内最大級の動画制作クラウドソーシングのViibarをはじめ、最近では19万円~動画制作を依頼できる
サイトもあります。

(1) 自前で制作する場合
1. Windowsムービーメーカー
2. ファストビデオ  http://fast-video.com/

(2) お付き合いのある制作会社、カメラマン

(3) クラウドソーシングの活用
1. Viibar http://viibar.com/
2. PROMOTTO.tv http://promotto.tv/modern/
3. LOCUS http://www.locus-inc.co.jp/

6. まずは1本制作してみましょう!

いかがでしたでしょうか?皆様の事務所においても
動画コンテンツの作成をしてみたくなったかたも少なくないはずです。
大切なことは、このような新しい取り組みは、最初から100%の状態を目指すのではなく、
完璧でなくともまずは1つ動画コンテンツの作成に挑戦してみることです。
ぜひ皆様も動画マーケティングにチャレンジして頂き、一層の成果につなげて頂けますと幸いです。

この記事に関するお問い合せはこちらまで
岡田弘毅  okada@funaisoken.co.jp

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