2016年06月13日

リスティング広告が高騰中、そのとき法律事務所がすべきこと

法律事務所コンサルティングチーム 山根 大地(やまね だいち)

交通事故に取組まれている法律事務所様では肌で感じられているように、
リスティング広告のクリック単価は上昇の一途とたどってきました。

とりわけ、交通事故分野のクリック単価の高騰に関してはとどまることを知らず、
かつての債務整理分野以上の価格となっている地域も見られるようになりました。

▼図1 あるキーワードの地域別クリック単価の一例

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上記の図は、交通事故のクリック単価を過去三年間の変遷を追ったものです。

 全国でも最も激戦区の東京を含む関東圏では1クリックが5,000円を超えるキーワードが
出現するなど、事務所の広告に投資できる費用が十分なものでなければ
なかなかリスティング広告から成果をあげることができない事態となっています。

その他のエリアについても、クリック単価は東京圏ほどではありませんが、
右肩上がりの推移をしており、近い将来確実に高騰することが予見されます。

その場合、後発で交通事故分野に参入する障壁は想像を絶する厳しさになるでしょう。
だからこそ、今取組まれている事務所様は基盤をしっかり固めておく必要があります。

リスティング広告は、以前はサイトコンテンツに含まれないものを補填する
意味合いが強いものでした。例えば、「骨折」のページがない場合、
リスティング広告で流入を稼ぐといった具合です。

しかしながら、マーケティング参入事務所が増えた現在では、
先述の通りクリック単価が高騰しているため、「SEOで流入を稼ぐ」という
方針へ転換が必要となります。

先ほどの「骨折」を例にした場合、まだ多くの事務所は取組みきれていない
「骨折」に関連するページを充実させることでSEOからの流入を狙うという施策になります。

そしてリスティング広告は問合せにつながる可能性が高いとされるビッグキーワード
(交通事故 弁護士など)に絞ることも可能になります。

さらに「骨折」にも複数種類があるため、各1ページ作成しても
かなりのボリュームになります。
その他狙いたい傷病名のページを意図的に充実させることも有効です。

また、相談時に交わされる言葉の中からキーワードを選ぶというのも有効な手段の一つです。
たとえば、交通事故の相談(面談)時にほとんどのケースで使われる「MRI」という単語。
相談時には頻出ですが、驚くことにきちんと記事に起こしている事務所様は少ないのです。
医学用語のようで敬遠されるように思われがちですが、その重要性を記事にすることは誰でも可能です。

とは言っても、一気に複数コンテンツを増やすのは難しいため明確な目標設定が大事です。
「今年は地域の交通事故サイトの中でも一番の骨折サイトにしよう!」など
明確に目標設定をしていただくことで取組みやすくなるかと思います。

解決事例やお客様の声の継続の掲載はもちろんですが、
明確にコンテンツでも差をつけることで選ばれるサイトにしていきたいものです。

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