2017年09月20日

これを知っていればWEB通!最新WEBマーケティング事情

最近WEB広告に力をいれている事務所から、
「リスティング広告をだしても以前のようにお問合せがこなくなった」
「WEBからお問合せがきても、その後の面談や受任につながりにくくなった」
といった声をいただきます。

現在、エリアに問わず多くの事務所がWEB広告に取り組んでおり、1人のお客様に対して接触する広告の数が増えています。その為、広告を出してもターゲットとしているお客様に届く可能性が下がっており、以前と同じWEB広告ではお問合せを獲得しにくくなっています。

このようにWEB広告の競合が激化している現在、今までの広告とは少し違った考え方や手法が広がりつつあります。そのひとつがインバウンドマーケティングという施策になります。

■今までの施策「アウトバウンドマーケティング」とこれからの施策「インバウンドマーケティング」

・アウトバウンドマーケティングとは
事務所が伝えたいことを伝える施策です。具体的には、広告やDM・新規電話営業など、売り手からお客様に対してプッシュのアプローチを行うマーケティング施策です。
士業事務所が今最も多く行っているアウトバウンドマーケティングは、リスティング広告などのWEB広告です。先にもお伝えしましたが、WEB広告は参入事務所が増えているため見込み客に自社の広告を見てもらうために、より露出を増やさなければなりません。露出が増えるということは、広告費用をより投下しなければならないので、多額の広告予算をもっている事務所でなければ今後成果を出すのが難しいことが考えられます。

・インバウンドマーケティングとは
お客様が知りたい情報を伝える施策です。具体的には、ホームページ(オウンドメディア)や、セミナー、ソーシャルメディアなどで有益な情報を発信し、お客様から自ら事務所を見つけてもらうマーケティング施策となります。
売り手側からプッシュして無理に売り込みをするのではなく、お客様からから主体的に選んでもらうことが重要になります。
現在は情報過多の環境で生活したり仕事をしております。そのような中、インバウンドマーケティングはお客様が自身の興味・関心にもとづいて自発的に行動し、その結果、自分に役立つ情報として事務所のマーケティングメッセージを受け取るので、ほかの事務所よりも信頼してもらいやすくなります。

■インバウンドマーケティングのはじめの一歩はブログ開設がオススメ
インバウンドマーケティングとして、ニュースリリース、動画などのコンテンツ公開、ソーシャルメディア(SNS)など様々な施策がありますが、士業事務所で成果がで始めているのがブログです。上手にインバウンドマーケティングしている事務所は、お客様にとって役に立つような情報をブログで発信し、見込み顧客に見つけてもらい、自社やその商品・サービスに興味を持ってもらえるようにしています。多い事務所では、ブログだけで月間1万以上もの流入を獲得しています。
是非みなさんもお客様の為になるような情報をブログで発信することから始めてみてください。

WEBマーケティングアカデミー

【この記事を書いたコンサルタント】

チーフ経営コンサルタント 泰山 るみ(やすやま るみ)

東証一部上場インターネット専業広告代理店を経て、船井総合研究所へ中途入社。 入社以来、士業事務所のホームページマーケティングに従事。 問い合わせが来るWEBマーケティングをモットーに実践的なコンサルティングを行っている。

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